マーケットは6連敗 --- 高配当銘柄に集まる投資家たち

向こう20年間の計画をたてるなら、生存するための計画をたてることだ。二世代続いた収入以上の暮らしをする時代は終わった。20年は永久ではない。ベアマーケットのようなものだと思って、辛く長い期間を希望を持って乗り越えてほしい。 --- ダグ・ケーシー氏(Casey Research)

明らかに、ケーシー氏は厳しい米国の将来を予想している。「生存するための計画」とは、いったいどんなものだろうか?氏は、今直ぐに次の事を実行することを勧めている。

・金と銀を保有すること。以前のような安い値段で、金と銀を今日買うことはできない。しかし、それらに代用となるものが無いから、金と銀の値段は上昇していく。金と銀は、現金と同様なものだと考えてほしい。 
・見境のない消費の時代は終わった。消費が生産を上回ってはいけない。常に貯金に心掛けること。 
・投機の話に警戒すること。 
・政治的、地理的に資産を分散すること。これには、あなた自身も含まれる。マーケットには大きなリスクが付きまとうものだが、政府はそれ以上のリスクになる。


米国株式市場は6連敗、6月に入ってから、まだ陽線が一本もできていない。下は、S&P500指数の日足チャートだ。


チャートをクリックすると拡大されます

既に指数は20日(1)と50日移動平均線(2)を大きく割り、約30ポイント下には、上昇する200日移動平均線(3)が控えている。言い換えれば、今この中途半端な位置で買うよりも、一先ず200日移動平均線に到達するのを待とう、と思っている人が結構いるような気がする。

もちろん、S&P500指数が下げているからと言って、米国株の全てがダメなわけではない。ダグ・ケーシー氏は「資金を分散せよ」と言っているが、投資家たちは、高配当銘柄を資金の分散場所の一つに選んでいる。




上は、不動産投資信託会社Anworth Mortgage Asset Corporation (ANH)の日足チャートだ。大きな出来高を伴い高値が更新されている。魅力は13.9%の配当利回りだ。

もういくつか高配当銘柄を見てみよう。

・MFA Financial, Inc. (MFA): 配当利回り 11.6%

・Annaly Capital Management, Inc. (NLY): 配当利回り 13.6%

・Two Harbors Investment Corp. (TWO): 配当利回り 15.1%

・Invesco Mortgage Capital Inc. (IVR): 配当利回り 17.8%

・American Capital Agency Corp. (AGNC): 18.5%

上記銘柄に共通していることは、どれも不動産投資信託会社だ。


(情報源: Our Economic Future: From Best to Worst Case

コメント