5週連続の下げとなった米国株式市場

極めてガッカリな結果だ、という声が圧倒的に多い。下記は今朝発表された、米国5月の雇用統計だ。

・ 非農業部門就業者数: +5万4000人 (予想 +16万9000人)

・ 失業率: 9.1% (予想 9.0%)

・ 時給: +0.3% (予想 +0.2%)

・ 週平均労働時間: 34.4時間 (予想 34.3時間)

ほぼ17万人増が予想されていた非農業部門就業者数は、たった5万4000人しか増えていない。アナリストたちの話によれば、人口増加を考慮すると、米国の非農業部門就業者数は毎月15万人ほど増える必要がある。専門家たちのコメントを見てみよう。


・ 「米国経済は先月、レンガ壁に明らかに衝突した。失速が極端なだけに、これからの米国経済の先行きが心配になる。」 --- ポール・アッシウォース氏(Capital Economics) 
・ 「これは一時的な現象だろうか?私の答えはノーだ。今朝の数字を見た経営者たちは、米国経済の回復に大きな疑問を感じているだけでなく、今後の採用に消極的になるだろう。」 --- ラカスマン・アチュサン氏(Economic Cycle Research Institute) 
・ 「3カ月連続で良い結果だっただけに、今日の雇用統計だけでトレンドを決定することはできない。しかし明らかなことは、米国経済の失速は予想以上に早く進んでいるということだ。」 --- ニール・ダッタ氏(Bank of America Merrill Lynch)


さて、これで米国株式市場(S&P500指数)は5週連続の下げとなった。BESPOKEインベストメント・グループは、こんなことを書いている。

1980年以来、S&P500指数が5週連続下落となったことは24回あった。5連敗の翌週が上がる確率は50%、そして平均の上昇率は0.03%だ。5連敗後の次の5週間という期間で見ると、S&P500指数が上昇する確率は62.5%になり、平均の上げ幅は2.15%だ。






(情報源:May jobs growth slows to 54,000, a nine-month low

May jobs report: Hiring slows, unemployment rises

5-Week Losing Streak

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