チャートで振り返る今週の米国株式市場

繰り返しになりますが、月曜は「戦没者追悼記念日」でアメリカは連休です。さっそく今週末から夏休みになる人たちもいますから、今日は午後から高速道路や空港は、かなり混雑することでしょう。

では、今週のマーケットの様子を見てみましょう。先ず、S&P500指数の日足チャートです。




今回も、上昇する100日移動平均線(1)が支えになりました。三本連続の陽線が形成され、金曜のローソク足は、チャンネル上限(2)の直ぐ下で終了です。もし上放れということになると、MACD(3)はクロスして買いシグナル、そしてRSIも下降するトレンドライン(4)を突破して買いシグナルが発せられます。




悪い悪いと言われる米国住宅市場ですが、住宅建築銘柄は好調です。上のチャートは、住宅建築銘柄を中心に投資している上場投信、SPDR S&P Homebuilders (XHB)の日足です。

1は100日移動平均線です。3日連続の上げとなり、金曜、株価は下降するチャンネル(2)からブレイクアウトです。MACD(3)はまだクロスしていませんが、RSIはトレンドライン(4)を突破して買いシグナルが出ています。もちろん、MACDやRSIを使わなくても、ローソク足のチャンネルからのブレイクアウト(2)を見て、この株を買うことができます。売買シグナルを得るために、MACDやRSIを利用する人もいますが、RSIやMACDはダイバージェンスを発見するのに役立ちます。


小型株にも買いが入りました。下の日足チャートは、小型株指数に連動する上場投信iShares Russell 2000 Index (IWM)です。




株価はチャンネルから上放れ(2)、それにMACD(3)、RSI(4)からも買いシグナルが出ています。ということで、来週は小型株に注目です。




新興市場も注目です。上は新興市場専門のETF、iShares MSCI Emerging Markets Index (EEM)の日足チャートです。100日移動平均線、そして下降するトレンドライン(1)を決定的にブレイクしています。MACD(2)、RSI(3)からも買いシグナルが出ています。

最後にドル指数に連動するETFの日足チャートを見てみましょう。




50日移動平均線(1)の下へまた戻り、金曜の取引は上昇する20日移動平均線(2)付近で終了です。MACDの2本のライン(3)は接近していますが、まだ売りシグナルは出ていません。RSIはサポートになった50レベル(4)を割り、売りシグナルが出ています。というわけで、もしこのままドルの崩れが続くなら、商品市場に注目です。

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