ニュースとテクニカルの一致

広瀬隆雄氏も書かれているように、金曜はシュピーゲル誌が報道した、ギリシャがEUを脱退するのではということが話題になった。時間に直すとNYの11時過ぎになる。チャートを見てみよう。




S&P500指数の5分足チャートだ。先ず長い陽線(1)で分かるように、マーケットは強い寄付きとなった。そして、マーケットは11時過ぎにピークとなり(2)、さっそく下落が始まった。もう売られている、腑甲斐ないマーケットだ、と思った人も多かったことだろう。

こういう見方もある。




これは30分足チャートだ。テクニカル的に説明すれば、マーケットは11時過ぎに61.8%の値戻しレベルを突破することが出来ず失速、と言うことができる。

しかし、何となく気になったので、トレーダー達の集まるサイトを見てみると、このニュースが直ぐに見つかった。

European Bank Shares Slide On News Of Possible Greece Euro Exit

ギリシャ、ユーロ圏離脱し独自通貨を再導入する可能性示唆=独誌

なるほど、こういう話ならユーロが売られていることだろう、と思って早速チャートを見てみた。




ユーロに連動する上場投信の5分足だが、1で示したように、12時に目立つ長い陰線が形成されている。

興味深いのは、マーケット終了後に、こういうニュースがあった。

Greece denies report it's seeking to leave euro

ギリシャは、シュピーゲル誌の報道を否定している。もしこれが事実なら、11時過ぎにS&P500を空売った人たちは、さっそく買い戻してくるのではないだろうか。下はS&P500指数の日足チャートだ。




ローソク足は長い上ヒゲ(1)が目立ち、言うまでもなく弱い引け方だが、今のところ上昇する20日移動平均線(2)に支えられている。出来高(3)を見てほしい。増えているわけではなく逆に減っているわけだから、金曜の売りは徹底した売りではない。そして、ストキャスティクス(4)は売られ過ぎレベルに入り、ここで空売るのは難しい。ということで下げが続いていただけに、月曜は反発ラリーに期待したい。


(情報源: ギリシャEU脱退説を伝える独シュピーゲル誌

European Bank Shares Slide On News Of Possible Greece Euro Exit

ギリシャ、ユーロ圏離脱し独自通貨を再導入する可能性示唆=独誌

Greece denies report it's seeking to leave euro

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