移動平均線の傾きにも要注意

冴えない結果だった。これがヘッドラインだ。「米バンカメ第1四半期は大幅減益、住宅差し押さえ問題響く」 というわけで、金融危機で受けたダメージから完全に回復するには、まだかなりの時間がかかりそうな雰囲気だ。

バンカメの日足チャートを見てみよう。




チャートは、FINVIZ.comから取ったものだが、見てのとおり自動的にトレンドラインやサポートラインが引かれている。既に11ドル付近にサポートラインが引かれ、こんな物を見てしまうと、これは11ドルまで下げそうだと思ってしまう。もちろん言い換えれば、11ドル付近には買い手が待っていることだろう。

パッとしないバンカメの決算を聞いた人たちは、こんなことを書き込んでいる。

・ 質問がある。もしバンカメがまた危機に陥ったら、私たちは再度この銀行を救済しなければならないのだろうか?(Aking0667さん)

・ これで小切手帳の値段は、一箱12ドル50セントから125ドルに値上がることだろう。もしオンラインで口座にアクセスしたい場合は、月々14ドル99セントのサービス料金が取られるようなことになるかもしれない。(dolemiteさん)

・ 利益は36%減ったということだが、経営陣に払った多額な給料やボーナスが、いったいどの程度影響したのだろうか?(AustinTXProgrammerさん)


もう一度バンカメの日足チャートを見てみよう。




入れた移動平均線は、長期トレンドを把握するために広く活用されている200日移動平均線だ。1、2、3で示したように、株価がこの移動平均線を上にクロスする度に買った人たちは、今のところまだ良い結果が出ていない。見てのとおり、移動平均線は、まだ下げが続いている。こんな時は、たとえ株価が上にクロスしたとしても、最終的に移動平均線の方向に引っ張られることがあるから注意が必要だ。


(情報源:Bank Of America Posts 36% Drop In Profits

米バンカメ第1四半期は大幅減益、住宅差し押さえ問題響く

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