金のチャートとダイバージェンス

金価格を上昇させる要素は色々あるが、現在特に注目すべき要素は4つある。①最近のリビアで分かるように、更に悪化する中東情勢。②いっそう高まるインフレ懸念。③需給関係のアンバランス。急速に増大する金需要。④下落が止まらないドル。--- ショーン・ブロドリック氏(Crisis Profit Hunter)

金に投資をしている上場投信の日足チャートを見てみよう。




あまり一目均衡表を使うことはないが、不思議なもので、上昇する基準線がサポートになっている様子がよく分かる。まるで、この基準線を意識して買った人たちがいたことを思わせる動きだ。ブロドリック氏が言うように、不安な中東情勢などがあるから、たとえ金が目先のレジスタンス(赤の水平線)を越えることができず利食われたとしても、下げたところが買いチャンスになることだろう。

さて、報道されていることやファンダメンタル要素を一切無視して、単にチャートと指標だけで見ると、現在の金にはこんな心配材料がある。




A、Bで起きたことが現在(1、2)展開されている可能性がある。よく聞く「ダイバージェンス」、という現象を見ることができる。

先ず、Aでは株価が上昇していたがRSIは上昇することなく、反対に下降(B)が始まり金が利食われる可能性があることが示されていた。最終的に金は売られ、150日移動平均線まで下げた。

そして現在、株価の方は一段高い株価を記録したが(1)、RSIの方は逆に下げている(2)。もちろん、今直ぐに下げるのではなく、前回のようにもう一段上げたところで利食われる可能性もある。私個人的には、また150日移動平均線に戻したところで買いたいと思っている。


(情報源:4 Forces Fueling Gold’s Next Move

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