アメリカの心配事

(下記はsovereignman.comから抜粋)

米国の国債を最も保有しているのは中国、そしてその次は日本だ。金額になおせば、中国が保有する米国債は1兆1500億ドルに及び、日本の保有額は約8860億ドルに相当する。2010年10月をピークに、中国は米国債の保有量を減らし始め、反対に日本はゆっくりと保有量を増やしている。 
しかし問題は、地震、津波、原発の三つの大きな災難に襲われた日本だ。言うまでもなく、今の日本には、これ以上アメリカの国債に大量な金をつぎ込む余裕はない。控えめに考えても、日本は米国債買いに消極的になることが予想され、場合によっては償還期限の来た国債の元本を受け取って、米国債を全く買わなくなってしまうことも予想される。 
6月30日、バーナンキ議長は量的緩和策(ドル紙幣印刷)をやめることになっている。中国、日本に大きな期待ができない現在、いったい誰がアメリカの国債を買うのだろうか?考えられる買い手、そして考えらるシナリオを挙げてみよう。 
1、米国大手銀行: 政府が圧力をかけて、膨大な現金を抱える大手銀行に国債を買わせる。金融危機で銀行は政府から救済資金を受け取っているだけに、財務省からの要請を無視することはないだろう。 
2、年金: 米政府には5兆ドルに及ぶ年金口座がある。議会が新しい法を成立させて、この年金口座で更に国債を買うことを義務付けすることができる。 
3、増税: ほとんどの政治家が考えていることだ。 
4、不履行: 国債の償還期限が来ても中国へ元本を返さない。アメリカがこうなったのは中国の責任だ、と中国を悪役に仕立て上げる。 
5、再追加量的緩和: 言うまでもなく、これが最後の手段だ。 
投資家にとって、向こう数ヶ月間が、ドルを処分する最後のチャンスになりそうだ。

(情報源:POSSIBLY THE LAST TIME TO GET OUT OF THE DOLLAR


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