週末のコメントから --- 焦点は日本

先ずCNBCに掲載された為替に関する話題:

大地震と聞いて、多くの人たちは円が下がると思ったことだろうが、金曜に起きたことはその正反対だった。さて、私たちはどう対処するべきだろうか?JPモルガンのレベッカ・パターソン氏は、この状況は長く続くことはないと見ており、こう語っている。 
「日本政府は、今この段階での円高は何としても避けたい。そして、円高を回避するために積極的に対応してくるだろう。もしドル/円が81円に達したらドル買い、そして円の空売りを勧めたい。」 
アンドリュー・ブッシュ氏(BMOキャピタル・マーケッツ)も円の空売りに賛成だ。「日本は既に大きな問題に直面している。状況が更に悪化するようなことになれば円安になるだろう。」 
地震の前に円を既に空売っていたデニス・ガートマン氏(ガートマン・レター)は、1995年の神戸地震の時も円が買われたことを指摘し、こう述べている。「今は様子を見たいと思う。」

そして次はウォールストリート・ジャーナルから:

日本で地震が起きる前日、米国の株式市場は8月以来最大の下げとなった。マーケットの一時的な下げは買いチャンスだが、今回の下げが起きた状況を考えると、これからのマーケットの動きが心配になる。
先ず、この大幅な下げは原油価格が下落する状況で起きている。更に、この下げは単に米国だけでなく、上海と東京は1.5%の下落、ブラジルは1.8%の下げ、そしてロンドンは1.5%の下落となり世界的な株安となった。
2年前にマーケットは底を打ち、S&P500指数は既に2倍になっていることも指摘しておきたい。強力なラリーが展開されたわけだが、ファンダメンタルズに大きな回復はない。米国の経済成長はひ弱であり、労働市場は政府が言うような好転はない。たしかに企業の利益は大幅に伸びたが、それはコストの削減によって実現されたものだ。
もう一つの心配材料は、2009年から2010年の強い株式市場を無視していた大衆が、今この時点でマーケットに参加し始めていることだ。ロバート・シラー氏(エール大学教授)によれば、現在の周期を考慮した株価収益率は24倍に相当し、これは歴史的平均の16倍を上回っている。言うまでもなく、今日の株式市場は割高レベルに達している。歴史が証明していることは、大衆の株投資のタイミングは極めて悪いということだ。そしてもう一つ付け加えれば、企業役員や経営者による自社株売りが最近目立つ。


(情報源: Why the Yen Rallied Post-Quake, and What You Should Do About It

The Dow's Plunge: Should You Be Worried?


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