軍事防衛関連に注目 --- トニー・サガミ氏

何を買ったら良いだろうか、どのセクターが有望だろうか、と投資家たちは常に情報を求めている。水曜のコラムで、アジア株専門のアドバイザー、トニー・サガミ氏は軍事防衛銘柄を投資ポートフォリオに加えることを勧めている。要点を抜粋してみよう。

・中東の動乱ばかりが話題になっているが、中国は先週大きな発表をしている。発表によれば、中国は軍事防衛費を12.7%増やし、その額はドルに換算すると915億ドルに及び、GDP(国内総生産)の1.4%に相当する。 
・インドの軍事防衛費がGDPを占める割合は2%、そして米国の場合はGDPの約4%に相当する。 
・大幅な軍事費拡大について、中国は自国の防衛が目的であり、他国に脅威を与えることはないと述べている。しかし現実は、中国の姿勢は攻撃的であり、特に原油が豊富な南シナ海に軍事力を顕著に伸ばしている。 
・もちろん米国も中国の軍事力に警戒している。例を挙げれば、J-20ステルス戦闘機、中国初の空母、そして230万人の兵士で構成される世界最大の常備軍がある。

とここまで読むと、サガミ氏は中国の軍事銘柄に投資することを勧めているように思えるが、問題は中国の軍事防衛に直接投資する方法はない。ではどうするべきか?サガミ氏は、こう書いている。

軍事防衛に関するサプライヤーなら米国が世界一だ。軍事防衛銘柄が専門のETF(上場投信)である、次の二つを考慮してほしい。PowerShares Aerospace & Defense (PPA)、 Dow Jones U.S. Aerospace & Defense (ITA)

下はPowerShares Aerospace & Defense (PPA)の日足チャートだ。




20日移動平均線(1)は下向きになり、短期トレンドの弱さが見られるようになった。しかし、50日移動平均線(2)は相変わらず上昇しているから、中期アップトレンドは崩れていない。そして、ここ2週間ほど株価の方は、この2本の移動平均線に挟まれ方向性を欠く展開だ。というわけで、株価がどちらへ放れるかに注目してみたい。


(情報源:6 Picks To Ride The Global Defense Boom

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