中東情勢は一時的な要素 --- 楽観的な個人投資家たち

長い強い陽線が出来上がった。ダウ指数は2日前の下げを取り戻し、1.59%の大幅上昇で木曜の取引を終了した。予想よりかなり良かった、新規失業保険申請者数が買い材料となったようだ。アナリストたちは、前回の38万8000人から40万人に増えることを予想していたが、実際に発表された数値は36万8000人だった。D.A. Davidson & Coのジョン・ディクソン氏は、これで明日の雇用統計に好結果を期待できそうだ、と語っている。

下が予想されている数値だ。(2月米雇用統計)

・非農業部門就業者数: +18万5000人

・失業率: 9.1%

・平均労働時間(週):34.3時間

・時給: +0.2%


下はダウ指数の日足チャートだ。




不安な中東情勢、上昇する原油、と悪材料が出ているが、個人投資家たちの姿勢には極端な変化を見ることはできない。下は、AAIIからの発表だ。

向こう6ヶ月間を考慮した場合、株は上がると答えた強気個人投資家数は0.2ポイント増えて36.8%となった。歴史的平均値は39%であり、これで2週間連続でこの数値を下回った。 
向こう6ヶ月間、株はほとんど動くことはない、という中立姿勢を示す投資家数は2.8ポイント上昇して30.1%となった。これは2010年8月12日以来最高の数字だが、歴史的平均値である31%には満たない。 
株は下がる、という弱気論者は3ポイント減って33.2%になったが、この数値は歴史的平均値の30%を上回っている。 
更に、「最近の中東情勢を考慮して、あなたは投資ポートフォリオの調整をしましたか?」、という質問に対し、ほとんどの投資家は「ノー」と答えている。下は、いくつかの回答だ。 
・投資ポートフォリオに変更はありません。中東情勢は、石油やガソリン関連銘柄に、一時的な影響を与えるだけだと思います。 
・投資計画の変更はありません。中東情勢は、マーケットを一時的に不安定にさせるだけだと思います。 
・これを機会に、原油関連銘柄に更に資金を投入しました。 
・そろそろ引退の年齢ですが、長期的な視野で見ていますから、投資ポートフォリオは調整していません。




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