アメリカは既に敗けた --- 揺らぐ自信

今日、世界をリードする経済大国はどの国だろうか、と聞かれたら皆さんは何と答えるだろうか?今月2日から5日にわたり、米国に在住する18歳以上の1015人を対象に行われたギャラップ社の調査によれば最も多かった回答は中国だ。


資料:ギャラップ社(gallup.com)

上が調査結果を示したグラフ、そしてこれが質問だ。「次の国の中で、世界をリードする経済大国はどれだと思いますか? アメリカ合衆国、欧州連合、ロシア、中国、日本、インド」

回答: 中国 52%、アメリカ 32%、日本 7% (2000年、アメリカの回答は65%、中国は10%、そして日本は16%だった。) 

リディア・サード氏(ギャラップ社)は、こう書いている。

急成長する経済を反映して、中国が他を大きく引き離して一位となった。しかし、当社が保有するデータを調べて言えることは、GDPの面では相変わらずアメリカが世界一だということを知らないアメリカ人も多いようだ。明らかに弾みのある中国の経済成長率、アメリカから中国へ流出し続ける仕事(アウトソーシング)、そして膨大なアメリカの国債を保有する中国といった要素が、今回の調査に多分に影響したようだ。 
ロケットのように急速に伸びる中国の経済は、アメリカの手ごわい相手になる、ということに疑問を感じる人たちは少ない。しかしそれだけでなく、大多数のアメリカ人はアメリカは既に中国に敗け、向こう20年間で状況を逆転させることは無理だと思っている。

4位から6位までの結果も記しておこう。

・4位: 欧州連合  3%

・5位: ロシア    2%

・6位: インド    1%


(情報源: China Surges in Americans' Views of Top World Economy

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