株式市場無視のすすめ --- あるアドバイザーの意見

電気、ガス、水道が使えるうちは大丈夫だ。しかし街中が停電するような事態が起きれば、エジプトの状況は一気に変わる。 --- スコット・ブライヤー氏(createcapital.com)

エジプトの情勢を気にしながら、NYのマーケットが始まった。取引終了まで、あと1時間を残し現在S&P500指数は+0.62%と反発を見せている。

投資アドバイザーなら毎日マーケットを分析し、今後どんな展開になるかを、ある程度予測する必要があると思っている人が多いのではないだろうか。例えば今回の場合なら、アドバイザーはエジプトがどのような影響をマーケットに与えるかを分析して、適切な助言を投資家たちにしなければならないということになる。月曜のコラムで、カール・リチャーズ氏(ファイナンシャル・プランナー)は、こんなことを書いている。

人々は私が投資や財産に関するアドバイザーと知ると、「今後マーケットはどう動くと思いますか」、と直ぐに質問してくる。「私には、今日の株式市場がどうであったか、それに今後どう展開するかはさっぱり分かりません」、といつも回答しているが、この回答に不満な表情を示す人が多い。私の仕事は、人々がお金に対する賢い判断ができるようにアドバイスすることだ。その結果、人々は財産を守ることができるだけでなく、長期的な財産形成も可能になる。言い換えれば、私は人々に、株式市場の動きを常に監視することなど勧めていない。
絶えずマーケットを監視し、アナリストや著名アドバイザーの意見を追うのは時間がかかり、場合によってはあなたを不安に陥れる原因となる。それに多くのレポートが証明しているように、そのように四六時中マーケットを追うことは、投資に好結果を与えることはない。
ダウ指数がこうだった、この銘柄がこう動いている、といった外面的な要素であなたの投資計画を立ててはいけない。できれば、雑音となるマスコミの報道も避けるべきだ。こんな例がある。先日、ダウ指数が瞬時12000を記録した時だが、マスコミは強いマーケットを報道するだけでなく、いったいダウ指数は投資家にどんな意味があるのだろうか、という討論も報道していた。矛盾する報道を無視して、あなたの目の前で展開されていることに注目してほしい。





(情報源: The Case for Ignoring the Stock Market

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