強い12月の相場??

(マーク・ハルバート氏のコラムから)

この時期になると、「サンタクロース・ラリー」という言葉をよく聞く。しかし、このサンタクロース・ラリーとは、いったい何なのだろうか。考えられる定義を三つ挙げてみた。
1、12月中のある時点で、株式市場はラリーを展開する。
2、12月全体を通してマーケットは強い。
3、株式市場は、12月25日のクリスマス頃から新年にかけて強いラリーを展開する。
ダウ指数が登場した1896年までさかのぼって、さっそく調べてみた。
先ず1番の結果。12月中のどこかで、マーケットはたしかに上昇ラリーを展開しているが、言うまでもなくこの定義は馬鹿げている。同様なことは12月以外の月にも該当する。
では、12月は全体的に強くなる傾向があるだろうか。1896年以来、12月のダウ指数の平均伸び率は1.2%、そして12月以外の月の平均は+0.5%だ。表面的には12月は特に好調に見える。しかし、12月以外のそれぞれの月を12月と比べていくと、12月だけが極めて好調と言うことはできない。
では3番目の定義はどうだろうか。データが支持していることは、月の終わりから月の始めにかけて、そして年の終わりから年の始めにかけてマーケットは強くなる傾向がある。というわけで、サンタクロース・ラリーの到来は、クリスマスまで待つ必要があるわけだ。

読者が、こんなことを書きこんでいる。

「サンタクロース・ラリーが起きるのは、皆がそれを信じて、その時期に一斉に株を買うからだ。サンタクロース・ラリーは自己達成的予言であり、ファンダメンタルズには全く何の関係もない。」(nascar-typeさん)






(情報源:Taking his name in vain

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