貨物船のスピードを落とせ! --- これは株に悪材料?

11月の輸出上昇、という記事があったので読んでみると、これは中国のことではなく米国の話だった。抜粋してみよう。

下のグラフには、ロサンゼルスから出港する貨物船数と入港する貨物船数が示されている。もちろん、船には何が積まれ荷物の価値がどれほどあるかは分からない。しかし、貨物船の出入り状況を見ることで、米国貿易の様子をある程度把握することができる。(米国に訪れる40%の貨物船はロサンゼルスに入港する。)


青は入港した貨物船数、赤が出港した貨物船数を示す。(グラフ:calculatedriskblog.com)
強い季節的要素もあるが、11月にロサンゼルスに入港した貨物船数は前年度同時期を約15%上回った。出港した貨物船数は、夏の低迷の後ここ2カ月間で大きく伸び、11月の数値は前年度同時期を19%上回った。
ということで、11月の対中貿易赤字はやや減ったことだろう。

輸出が増えているなら、これは米国にとって良い話だと思ったのだが、ゼロヘッジ・ドット・コムにはこんな記事が載っていた。

中国の貨物船はスピードを風と同じ速度に落とせと命じられている。理由は、米国輸入品の需要が大幅に減ったためだ。この秋、在庫量は順調に増えていたが、経済回復はこれで終わったのだろうか?下のチャートは、貨物船の平均スピードを示したものだ。強気な人たちは要注意だ。


ゼロヘッジ・ドット・コムから

貨物船の速度はゆっくり、はたして経済も再減速するのだろうか???



(情報源:LA Port Traffic in November: Exports Increase

Must See: Nordea's Chart Of The Week - Collapsing US Import Demand

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