そろそろクリスマス、しかし

失業の苦しみは実際に体験した人でないと分からない。私も何回か職を失ったことがあり、毎朝出勤する妻の姿を見るのが辛かった。1週間、2週間で次の仕事が決まれば問題はないが、数カ月間も失業状態が続くと、さすがにこたえる。

先日発表された11月の米国失業率は9.8%。これで9.5%を超える失業率が1年以上も続いている。クリスマスの季節に暗い話をするのは気が引けるが、とにかく米国の雇用状況は、なかなか上向きにならない。データを少し見てみよう。

・2006年11月、米国の失業率は4.5%だった。
・2007年、6カ月以上の失業者数は約100万人だった。今日この数値は600万人を超え、平均してみると、次の仕事が見つかるまで33週間の時間がかかる。
・職探しを諦めた人、不完全雇用を含めると、カリフォルニア州の失業率は22%に達する。
・少ない職数。現在の失業者数と求人数を比較すると、5対1の割合で圧倒的に失業者が多い。
・ニューヨーク・タイムズによると、失業期間が長くなれば長くなるほど、次の職が見つかりにくくなる。5週間以内に職が見つからない場合は、失業が長期化する傾向がある。
・2016年までに、米国の失業率が不景気以前のレベルに戻るためには、非農業部門雇用者数が毎月23万人以上増える必要がある。(11月は5万人増だった。)
・今日のアメリカには、フルタイムの仕事を得ることができず、パートで働いている人たちが900万人いる。
・2009年、米国の総賃金、中間賃金、平均賃金は三つとも減少となった。
・2009年、米国の製造業部門に従事する人の数は1200万人を割った。こんなことが起きたのは1941年以来初めて。
・1959年、製造業が米国経済を占める割合は28%だった。2008年、この数値は11.5%に減っている。
・今日の米国には、大卒の駐車場係員が1万8000人以上いる。
・議会が早急に動かないかぎり、向こう2カ月間で、200万人の人たちの失業保険が期限切れになる。





(情報源:Jobless Recovery?: 25 Unemployment Statistics That Are Almost Too Depressing To Read

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