2011年の投資テーマ --- 有利なのは中国、それとも日本??

(リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズから抜粋)

・米ドル上昇の継続
ドルに対する悲観論が圧倒的に多い。しかし事実は、今年ドル指数は2%ほど上昇し、現に2008年4月に底を打っている。2011年、ドルの上昇は続く。
・米国株式市場の成績は新興市場を上回る
一般的に、新興市場諸国の株は割高であり、予想以下の利益発表も目立つ。
・株が有利
2010年、株のリターンと国債のリターンは、ほぼ同率だった。(S&P500指数は+11.9%、BofA Merrill Lynch長期国債指数は+10.4%。)しかし、経済回復が更に進む2011年は、株投資が有利になる。
・金価格の下落
2008年にドルは底を打ち、そして大したインフレの心配がないことを考慮すると、資金は金ではなく株に向かう。
・長期米国債の利回り大幅上昇
米国経済サイクルは中間段階に入った。長期国債の利回りは、150ベーシスポイントを超える上昇となる。
・狙いはエネルギーと素材
経済サイクルを考慮すると、有利な株はエネルギーと素材関連。
・好調な米国消費者関連株
新興市場諸国ではインフレが進み、更なる金融引き締めが実施される可能性があり、これは消費者には悪材料だ。したがって、消費者関連株に投資するなら米国が有利だ。
・注目は小型株
今年ここまで、MSCI ACワールド小型株指数は+21.7%となり、大型株の伸び率を2倍以上上回っている。こんな状況だが、投資家たちの資金は、まだ積極的に小型株に向かっていない。
・日本
投資家たちの予想とは正反対に、今年ここまでの日本の株は、中国株の成績を800ベーシスポイント以上上回っている。これは2011年も継続する。

黒い線は日本株に投資をしている上場投信、赤は中国株に投資している上場投信。

















・ユーロは生き残る
ヨーロッパ経済は回復する。しかし、ユーロが第2の世界準備通貨になる、という話は昔話になる。


(情報源: RICHARD BERNSTEIN: 11 THEMES FOR 2011

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