今株を買うなら米株、それとも中国株?

少し中身を見ただけで、現在の米国経済は多くの問題を抱えていることが分かる。しかし、向こう数週間から数ヶ月、場合によっては数四半期にわたって、米国経済は世界で最高の状態になる。だから、今はとにかく米株を買うことだ、とジム・ジュバック氏(jubakpicks.com)は言う。なかなか信じられない話だが、氏の説明を要約してみよう。

簡単に言ってしまえば、今日の環境で、世界一の経済、世界一の株式市場になることは難しいことではない。競争相手を見てほしい。例えばユーロ圏。投資家たちは、次に倒れるのはどの国だろうとハラハラしている。
次は中国。長期的ではなく短期的に見れば、今の中国には高騰する食品価格、それに行き過ぎた銀行の融資という問題がある。お陰で不動産はバブル状態、過剰な支出も簡単に止まらない。政府が更に0.75ポイントほどの利上げに踏み切れば、ギャンブラーたちは上海株式市場から去ることだろう。
ブラジルは南米の中国だ。インフレ率が5.2%であることを考慮すれば、2011年早々に、ブラジル銀行は金利を引き上げることだろう。(10.75%の金利は、2011年末までに12%から13%に達することが予想されている。)
インドの株式市場は既にバブルに近いレベルだ。それに、度重なる利上げが実行されたにもかかわらず、相変わらずインフレ問題が解決していない状態だ。
という訳で周りがこんな状況だから、米国経済が極めて良好な状態になる必要はない。例えば、11月23日に発表された第3四半期のGDPの改訂値は+2.5%だった。既に発表されていた数値は+2%だから上方修正されたことになる。
現行のインフレ率1.2%を考えると、バーナンキ議長は、そう簡単に利上げを実行することはありえない。大きな財政赤字が問題であることは間違いない。しかしだからと言って、大手銀行が資本市場から資金調達をやめるようなことは起きていない。
米国の失業率は、ほぼ10%の高レベルだ。しかし時給、個人支出はゆっくりと上向きになっている。現に小売業者たちは、今年のクリスマス・ショッピング・シーズンは去年を大きく上回ることを予想している。

冒頭で述べられているように、短期的に投資するなら米株、というのがジュバック氏の結論だ。特に有望な銘柄として、氏は次の5つを挙げている。

Apple (AAPL), Coach (COH), Best Buy (BBY),Whole Foods Market (WFMI),Amazon.com (AMZN)。






(情報源: 9 good bets on the US economy

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