インフレの心配は無用!本当??



高値が更新され力強い上昇基調だ。持ち株がこんな上げ方なら嬉しいが、このチャートのアップトレンドは消費者には迷惑だ。

先ず、このチャートはCRBコモディティ指数と呼ばれ、商品市場の動きが示されている。指数は、これらの商品で形成されている。

・ エネルギー(17.6%): 原油、天然ガス、灯油

・ 穀物(17.6%): 小麦、トウモロコシ、大豆

・ 工業用商品(11.8%): 銅、綿

・ 肉(11.8%): 生牛、赤身豚肉

・ ソフト商品(23.5%): コーヒー、ココア、砂糖、オレンジジュース

・ 貴金属(17.6%): 金、銀、プラチナ

というわけで、上のチャートが顕著に表していることは、食品から燃料まで物の値段が上がっているということだ。しかし、ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミストは、インフレの心配は無用だと言う。「連銀の追加量的緩和で、米国がデフレに陥る可能性が減った。人々は、この連銀による措置を非難しているが、それは間違っている。極めて悪い現在の米国の景気を考慮すれば、インフレの心配をするのは、まだまだ先の話だ。」

良かった、これで安心だ。ゴールドマン・サックスが言うのだから、インフレの心配は要らない、と簡単に結論する人は少ないことだろう。ロサンゼルス・タイムズの掲示板を見てみよう。

・ 連銀は10億、百億、何千億というドルを刷り続けているのだから、物の値段が上がるのは当たり前だ。ドルの価値は下がる一方なのだから、当然の結果として物価は上昇する。(edmia49さん)
・ 物価高を作り上げている犯人はただ一人。バーナンキ連銀議長だ。(mr. gittesさん)
・ 歴史は証明している。お金を刷り続けることは物価高を必ず引き起こす。(vancouverbob2001さん)
・ 私たちは70年代から何も学ばなかったのだろうか。食品の大幅高騰、住宅ローンの利子は15%に跳ね上がることだろう。(tomdavisさん)

先日、バーナンキ議長は、こんなコメントをしている。「商品市場の上昇はファンダメンタルズの変化によって起きているのではなく、投資家や投機家が原因だ。現在の低迷する米国経済を考慮すれば、商品市場の上昇が、実際に消費者レベルまで及ぶことは難しい。」 なるほど、誰かの意見と同じだ。



(情報源:Goldman and Bernanke Are Wrong About Inflation

Rumblings of inflation grow louder

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