怒る不動産王ドナルド・トランプ --- 中国製品に大幅課税せよ

「敗者復活 -- 不動産王ドナルド・トランプの戦い」、「大富豪トランプのでっかく考えて、でっかく儲けろ」などの著書で知られる、ドナルド・トランプ氏のインタビューを昨夜見た。

アメリカは相変わらずの高失業率ですが、もしあなたが大統領のアドバイザーならどんなアドバイスをしますか、という質問でインタビューが始まる。トランプ氏の回答をまとめてみよう。

米国から職が海外へ流出している、というのが大きな問題だ。多くの製品は中国から輸入され、こんな状況を継続させている政治家たちは、自分たちのしたことを恥ずべきだ。
先日ニュース番組を見ていたら、アイオア州のニュートンという街の報道がされていた。報道によれば、この街からメイタッグ社(洗濯機、冷蔵庫で有名)が去り、メキシコに移動するということだ。このように、アメリカから職が中国などの他の国へ流出している。
たしかにアメリカにはまだサービス業があるが、私が指摘しているのは、実際に物を作る製造業だ。私のビジネスは不動産だから大量な製品を買う。しかし、そのほとんどはメイド・イン・チャイナという悲しい状態だ。
コストが安いということが、海外へ職が逃げる理由の一つになる。それにメキシコの場合は、北米自由貿易協定があるから、企業がメキシコへ移動することで恩恵を受ける。しかし、そのお陰で東海岸北部の多くの人たちが職を失った。
現時点で最も大きな問題は中国だ。ありとあらゆる物が中国から輸入され、アメリカがしていることは中国の再建だ。米国経済は後退を続け、正反対に中国は急上昇している。中国から帰って来た友人が、中国の空港は素晴らしいが、ニューヨークの空港はまるで第三世界の空港のようだ、と言っていた。
職が海外へ去っている限り、米国の雇用状況は改善しない。状況を好転させるためには、中国製品に大きな税金を課すことだ。それは自由貿易主義に反する、と言う人もいるだろうが、現在対米貿易で膨大な貿易黒字を抱える中国を考えれば、今日の米中貿易に公平な自由貿易など存在しない。私たちは、米国を食い物にするような国と貿易をする必要はない。
中国製品の質は悪い。中国製品のお陰で命を失った人たちもいる。更に、中国は不当に為替を操作しているから、米国は中国製品と対等に競争することができない。これを解決するには、中国からの輸入品に25%の税金を課すことだ。
とにかく現在、中国との公平な自由貿易は存在しない。米国の歴史を振り返ってみると、中国ほどアメリカを食い物にした国はない。アメリカのしていることは中国を再建しているだけだ。この状況が続けば、向こう10年から20年で、中国経済は米国経済を抜いてしまうだろう。

インタビューの後半は今夜放映される。楽しみだ。


ドナルド・トランプ氏



(情報源:Donald Trump 'On the Record,' Part 1

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