トレーダーたちへ 「強気になるな、弱気になるな」

(カーク・レポートから抜粋)

私が株トレードで生計を立てていると知った人たちから、「あなたは強気ですか、それとも弱気ですか」、という質問をよく受ける。「どちらでもありません。私は日和見主義者です」、といつも回答するのだが、この返事に満足しない人たちが多い。
私が言いたいのは、「強気」「弱気」というレッテルを自分に貼ってしまうことで、株やマーケットに対する偏見を持ちたくないということだ。もちろん、私も人間だから自分の偏った意見に左右されて、マーケットを誤って判断してしまうことがある。だから私は心がけて多方面からマーケットを分析し、買い売りの両チャンスを探している。
多くの投資家は、強気(ブル)弱気(ベア)というレッテルを自らに貼るのが好きだ。著名アナリストがブルだから私もブルだ、ということもよく起きるが、危険なのは自分のポジションに左右されてしまうことだ。言い換えれば、私の口座にある株は全て買いポジションだから、私は強気だということになる。
私は現に、マーケットに対する弱気な見方をしているトレーダーたちが、今日苦戦していることを知っている。私も彼らの意見に賛成する部分が多いが、トレードで生計を立てるために必要なのは利益であり、マーケットに対する見解だけでは月々の生活費を払うことはできない。
覚えておいてほしいことは、誰の見方が正しく、誰が間違っているということではない。大切なことは、現在展開されるマーケットでいかに利益を上げるかだ。意見や相場観には、たしかに素晴らしいものがある。しかし私は、それらに頼ることはしないで、目前に展開されているマーケットだけを参考にトレードすることが賢い方法だと思う。






(情報源:Are You A Bull Or A Bear?

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