目新しい材料が無かった米雇用統計だが、、



9月の米雇用統計が発表された。上は、ドル/円の3分足チャートだ。(矢印が統計の発表された時間)

先ず、結果から見てみよう。(右側の数字は予想されていた数値)

・ 非農業部門就業者数: 9万4000人減 (±0)

・ 非農業部門民間就業者数: 6万4000人増 (7万4000人増)

・ 失業率: 9.6% (9.7%)

・ 時給: ±0 (+0.2%)

・ 平均労働時間(週): 34.2時間 (34.2時間)

briefing.comは、こう書いている。

政府による解雇が原因となり、9月の非農業部門就業者数は9万4000人減となった。しかし、全体的に言えることは、今日の発表に驚きとなる材料は含まれていない。既に報道されていたように、赤字に対処するために、州政府や市の役所は大幅に人員を削減する必要があった。非農業部門民間就業者数は、これで9カ月連続の伸びとなったが、たった6万4000人増という低い数字だった。やや意外だったのは、変化がなかった9.6%の失業率だ。ガッカリな事が一つある。2カ月堅調な伸びを見せていた時給だが、今回は全く変化のない±0%だ。

非農業部門民間就業者数は9カ月連続の伸び、ということだが、CNNにこういうグラフが掲載されている。



青が民間の就業者数、そして緑が政府の就業者数を示している。たしかに0の線より上だから、民間の企業で働く人たちの数は増えている。しかし問題なのは4月がピークになり、ここ5カ月間の雇用状況は冴えない。

Bryn Mawr Trust社のチップ・コブ氏は、こう語っている。

今日の雇用統計は、たとえどんな結果が出ていてもマーケットには好材料だ。もし予想より悪い数字が発表されていれば、投資家たちは更なる量的緩和策を期待することになり、株が買われることになる。反対に予想を上回る好結果なら、人々は間違いなく経済は回復している、と判断して株を買うことだろう。

USA TODAYにこういう書き込みがあった。

「米国は9.6%の高失業率だが、職探しを諦めてしまった人たち、それにパートの仕事しか見つからない人たちも含めると失業率はほぼ18%になる。オバマ政権は、失業問題を全く解決することができない。」(DemocracyRulesさん)

さて中間選挙が来月早々に迫り、オバマ大統領の属する民主党の苦戦が予想されている。




上は、intrade.comから取ったものだが、人々は75%の確率で米下院の過半数以上が共和党議員によって占められることを予想している。



(情報源:State and Local Government Job Losses Keep Payrolls From Climbing

Jobs take a hit in September

Payrolls drop 95,000 as gov't layoffs top private job gains

http://www.intrade.com/

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