なぜマナーの悪い中国人が増えたのか?

道路にタバコを投げ捨ててはいけない、お年寄りに席をゆずる、などといった守るべきマナーが世の中には存在する。マナーの悪い人は、「礼儀知らず」または「非常識」というレッテルを貼られてしまうわけだが、超非常識に値するこんな記事を見つけた。

人気大衆紙「南方週末」の陳鳴・記者が「上海万博:中国人の面目、丸つぶれ」という記事を書いたが、南方週末に掲載されたバージョンは、元の記事の跡形もなかった。同記者はその後、元のバージョンを自分のブログで公開することにした。記事は、各国のパビリオンでの泣くに泣けず笑うに笑えない来場者の様々なマナー違反をつづったものである。
その一例として、「上海万博のパビリオンの中では、中国人が大小便をしたり、展示品を万引きしたり、外国人の係員を侮辱し罵ったりするなどのことが、しょっちゅう発生している」と書かれている。各国パビリオンの係員が記者の取材に応じた際、中国人のマナーに対してすでに「飽きれ切っており、不満も募っている」とこぼし、中国人の来館者に対して嫌悪感を抱く者もいた。(大紀元日本9月30日)

なぜ中国人はこうもマナーが悪いのだろうか?こういう記事がある。

2010年9月2日、開幕から丸4か月が経過した上海万博。もはや名物と化した感のある来場者のマナー違反や不正行為について、元駐仏大使で上海万博国際評価委員会のメンバーである呉建民(ウー・ジエンミン)氏(71)が文化大革命との関連性を指摘した。南方週末が伝えた。
文化大革命時代(60年代後半~70年代後半)の中国では当時の最高権力者、毛沢東の主導により「反知性主義」が幅をきかせ、知識人が敵視されていた。毛は国民に「本を読むとバカになる」と教え込んでいたという。当時の中国では、無知で無教養で汚い言葉を使えば使うほど「偉い」とされ、マナーを守る行為などは恥ずべきことだという価値観が横行していた。
呉氏は当時を振り返ってこう語る。「65年に外務省の翻訳室で幹部が私たちに放った第一声が忘れられない。それは『私は無骨者です!』というものだった。当時はそれが栄誉なことだった」。同氏によると、中国では49年の建国後、知識人を批判する様々な運動が起こり国民の価値観を狂わせた。「小さい頃、両親に『お客様の前で足を組まない、食事は音を立てない、人の話に割り込まない』などと教えられたが、そのような伝統は失われてしまった」と同氏は話す。(Record China 9月3日(金)20時3分配信)

中国人のマナーが悪くなった原因は毛沢東にある、ということらしい。

非常識な人には常識を無視することなど簡単なようだ。先日のブログで紹介した記事だが、中国の陜西師範大学は水を節約するために「女性用立位便器」を導入をした。女性の気持ちを無視した措置だと思う。

尖閣諸島の問題、それにレアアースの件で、日本の政治家は中国とこれからも交渉を続けていかなければならない。気になることは、とうぜん憶測だが、中国の政治家たちは日本で言う「常識」を持ち合わせない可能性がある。それだけに、洞察力のある確りした人に中国問題に取り組んでもらいたいと思っている。





(情報源:中国人のマナー意識=上海万博の熱い話題

<上海万博>マナー違反の数々は「文革」のせい=当時は「無知」が偉かった―中国紙

大学が「女性用立位便器」を導入、節水のため=中国・西安

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