深刻なインフレがやって来る!?

米国の消費者が物価高を実感するようになるのは、もはや時間の問題だ、とリチャード・ベンソン氏(The Specialty Finance Group LLC)は言う。実例として、これらのものを氏は挙げている。

(ここ1年間の上昇率)

・ コーヒー +45%  ・ 大麦 +32%

・ オレンジ +35%  ・ 牛肉 +23%

・ 豚肉 +68%    ・ 鮭 +30%

・ 砂糖 +24%    ・ 羊毛 +20%

・ 綿 +40%      ・ ヤシ油 +26%

・ 天然ゴム +62%  ・ 鉄鉱石 +103%

ベンソン氏の話を要約してみよう。

スーパーマーケットや他の小売店に、これらの物価上昇が反映される日がやって来るのは間違いない。値上がりしているのは原材料だけではない。例えば医療保険。今年、私の医療保険代は20%ほど上がった。航空会社も値上げしている。去年と比べると、航空券は既に約14%の上昇だ。
全米最大の安売り店ウォルマートも値上げを実行することだろう。中国から大量に輸入するウォルマートだが、中国の超低労働賃金時代は終わろうとしている。 現に、労働不安に直面した中国の大手製造業者は、労働者側の要求を受け入れて20%の賃上げをした。
米国政府は中国に人民元の切り上げを迫り、同時にドル安を維持するために紙幣を刷り続けている。上昇する中国の労働賃金と人民元を考慮すれば、中国政府、そして中国消費者は更にいっそう積極的に原油、小麦、豚肉などを買うことだろう。
自国の通貨を安く抑えるために紙幣を刷り続けているのは米国だけではない。例を挙げれば、英国、日本、韓国、ブラジル、スイスも同様なことをしている。上昇する商品価格、上昇する人民元、それに増え続ける海外のマネー・サプライが行き着く果ては深刻なインフレだ。






(情報源:Benson's Economic & Market Trends

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