人気経済誌の表紙は「さよならベア」
リットホルツ氏のブログに、少し考えさせられる画像が載っていた。 ritholtz.comから 投資家たちに広く読まれているバロンズの表紙なのだが、BYE-BYE, BEARと太い大きな文字で、ベアマーケットの終焉が宣言されている。 下はウィキペディアからの抜粋だ。 雑誌表紙指標 (Magazine cover indicator) 特にテクニカル・アナリストたちが重要視するが、米国の主要経済誌、例えばビジネス・ウィーク、フォーチュンなどの表紙は逆指標になる傾向がある。 有名なのは、「株は死んだ」と大きく書かれた1979年のビジネス・ウィークの表紙だ。70年代は株が全体的に低迷し、記事が書かれた時のダウ指数は800だった。しかし、この記事が書かれた1979年が転換点になり、株式市場にはブルマーケットが到来した。 リットホルツ氏のブログに、読者たちはこんなことを書き込んでいる。 ・ まだまだ心配材料はある。AAIIの発表によれば、強気と回答した個人投資家は51.23%、弱気と答えたのは21.60%。プット・コール・レシオは0.87、それにS&P500指数に属する銘柄の74%が50日移動平均線より上で推移している。(StatArbさん) ・ 空売りだ!(MayorQuimbyさん) thestreet.comのオンライン意見調査を見てみよう。 ・ 質問:あなたは今週の相場に、どんな姿勢で臨みますか? 回答: 強気 50.39% (129票) 弱気 39.45% (101票) 中立 10.15% (26票) ・ どのセクターが買われると思いますか? 一番多かった回答は19.84%(51票)の貴金属。 ・ どのセクターが売られると思いますか? 一番多かった回答はの銀行と貴金属。両者とも同数値の15.56%(40票)。 (情報源: Uh-Oh: Barron’s Cover “Bye Bye Bear” Magazine cover indicator POLL: Bull or Bear? )