賢い投資家は金を既に売ってしまった!?



上のチャートで分かるように、金価格が順調に上げている。現に、史上最高値を記録したばかりの金だが金ほど誤解されているものはない、とブレット・アレンズ氏(ウォールストリート・ジャーナル)は言う。どう誤解されているのだろうか?氏の話を要約してみよう。

・ 金は割高だ。
金の本当の値段とはいくらだろうか?自信を持って、これが金の真の価値だと言える人はいない。ディラン・グライス氏(SG Securities)は、こう述べている。「歴史的に見た場合、今日の膨大な貨幣供給量を考えると現在の金価格は割安だ。」
・ 賢い投資家は金を既に売ってしまった。
本当だろうか?同じことが、少なくとも5年前から言われ続けている。しかし現実は、著名ヘッジファンド・マネージャー、ジョン・ポールソン氏は40億ドル相当のSPDR Gold Trust(金に投資する上場投信)を保有し、ジョージ・ソロス氏は約6億5000万ドルに及ぶ同上場投信を保有している。 
・ 金は安全な資金の避難場所。
1980年から2000年までの間、金は五分の四の価値を失った。金融危機で株が大幅に下げた2008年、金は30%ほど安くなっている。安全という言葉はあてはまらない。
・ 金こそ真の貨幣だ。
あなたがそう思っていても、他の人々も、あなたと同様に思っていなければ金は貨幣にならない。世の中が混乱した場合、食糧やアルコール飲料の方が金より強い。それと、十分なトイレットペーパーも備えておこう。
・ 金鉱株の方が金の現物より儲かる。
言うまでもなく、利益を決めるのは買いのタイミングだ。たとえどちらを買ったとしても、高値圏で買ってしまったら利益を上げることはできない。
・ 小型金鉱株は危険だ。
現実は、小型大型に関係なく金鉱株にはリスクが伴う。繰り返すが、重要なのは買いのタイミングだ。
・ 金は他の貴金属より優れた投資だ。
過去20年間を振り返ってみると、銀は25%、プラチナは5%ほど金の成長率を上回っている。
・ 数千年以上にわたり、金は購買力を失うことなく保ち続けた。
シーザーが君臨する頃、金1オンスあればトーガを一着買うことができた、という話がある。しかし現実は、信頼性の高い記録が残っていないから、50年前に金1オンスで何をどれほど買えたかが分からない。
・ 金に投資しているミューチュアルファンドなら、どのファンドも同じようなものだ。
金という名前が付いていても、そのファンドが金の現物に投資しているとは限らない。現に、ほとんどのファンドは金鉱株を買っているだけだ。
・ ポートフォリオの7%を金に割り当てるべきだ。
なぜ7%なのだろうか?他の93%が暴落してしまえば、たとえ金が倍になったとしても、ポートフォリオを守ることはできない。







(情報源: The 10 Biggest Myths About Gold

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