金、銀、アップル、マイクロソフト

皆さんの中にも、90年代のインターネット株バブルを記憶している方々がいると思う。テクノロジーに全く関係の無い小さな食品会社でさえも、ホームページを開設したといニュースだけで株価が3割、4割と一日で簡単に上がってしまったのだからとにかく熱狂的だった。

こんな90年代、ビル・フレッケンスタイン氏はインターネット株バブルを警報し、空売り専門の氏のヘッジファンドはインターネット株暴落で大きな利益を上げた。そして金融危機で好成績を上げた後、フレッケンスタイン氏は空売り専門ファンドを2009年に閉鎖し、投資者たちに大きく増えた資金を返した。

さて、現在フレッケンスタイン氏は、どんなものに投資しているのだろうか?ヘッジファンド・ラジオのインタビューで、氏はこう答えている。

・ ポートフォリオを占める割合が最も多いものは金。金の現物、そしてNewmont Mining (NEM), Agnico Eagle (AEM),  Goldcorp (GG)などの金鉱株に投資している。ドルに対する信頼感がますます低下し、これが金価格を更に押し上げることになる。金だけでなく、銀の現物、銀鉱銘柄にも大きな資金を割り当てている。
・ 米国債を忌み嫌う氏だが、氏は国債をまだ空売っていない。「天井で空売ってやろう、などといったことを考える必要はない。一旦金利の上昇が始まれば、国債市場は長期ベアマーケットに陥る」、とフレッケンスタイン氏は言う。
・ 金鉱株、銀鉱株以外では、Microsoft (MSFT)、Verizon (VZ)、そして Apple(AAPL)などの、ごく限られた銘柄を氏は保有している。
・ 為替では、カナダ・ドル、シンガポール・ドル、そしてノルウェーのクローネに氏は強気。「いつ上昇するかは分からないが、中国の人民元にも投資している」、とフレッケンスタイン氏は言う。


ビル・フレッケンスタイン氏(写真:madhedgefundtrader.com)



(情報源:The Mad Hedge Fund Trader Interviews Bill Fleckenstein on Hedge Fund Radio

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