リチャード・ラッセル氏、アメリカの良き時代は終わった

リチャード・ラッセル氏がダウ・セオリー・レターズの執筆を開始してから既に52年の月日が流れた。正に株ニュースレターのゴッドファーザー、と言う人たちもいるくらい、とにかく息の長いニュースレターだ。ラッセル氏は最近こんなことを書いている。

10年の低迷が続く米国株式市場は、私たちに何を語っているのだろうか?答えは、重要な基盤が崩れ、アメリカの良き時代は終わったということだ。
10年分の利益を失うことは極めて稀なことであり、株投資は富を約束する、ということが言えなくなった。要するに、良い株を買って持ち続ける、というウォーレン・バフェット氏のやり方が通用しなくなったわけだ。これが意味することは、私たちの老後の生活が不確かなものになり、子どもたちの暮らしは、私たちの暮らしより豊かになるという保証もない。
不換紙幣がテストされる時が来たと思う。不換紙幣は経済ブームを築き上げたが、もちろん住宅バブル、株バブルの原因にもなった。不換紙幣が詐欺であったことが証明されるのは時間の問題であり、本当の価値を持つ金が通貨として台頭する時が、やがて来るだろう。
現在展開されている金のブルマーケットには、米国の大衆は参加していない。しかし、大衆が金投資に加わるのは時間の問題であり、第3段階の金ブルマーケットが展開されることになる。
オバマ政権を見れば見るほど、私は全資金を金に投資したくなる。ワシントンの政治家と争うことなど時間の無駄だ。それより、私たちは守りを固めよう。今なら屑のような不換紙幣で本物の金に交換することができる。

(注:リチャード・ラッセル氏は悲観論者として有名)


リチャード・ラッセル氏




(情報源:Richard Russell - Graveyard of Fiat Money

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