もちろん、円高が永久に続くことはない

(下記はジム・ジュバック氏のコラムの要約です)

円高が進み輸出に頼る日本企業は絶望的だ。悪いニュースならまだある。
・ 経済大国世界第2位の地位を中国に奪われた。
・ 混乱の続く政治情勢。
・ 急速に高齢化する社会。
・ 車を生産するよりもリコールに忙しいトヨタ。
何ともひどい状態だが、皆さんが日本株を売りたいなら、どんどん売ってほしい。そうしてくれるなら、私は割安な日本株を買うことができる。
三位になったとはいえ、日本が今も経済大国であることに変わりはない。日本には、世界最高のロボティクスやバイオテクノロジーの技術がある。さあ、売るならどんどん日本株を売ってほしい。
円高の理由の一つに、円が避難場所に選ばれたというものがある。ヘンだとは思わないだろうか?膨大な赤字を抱える日本、政治リーダー不在の日本が、なぜ避難場所に適しているのだろうか?
1、日本は問題が多いからこそ円を買う意味がある。要するに、日本は金利を引き上げる可能性はほぼゼロだから、円に替えた金で日本国債を買っておけば損をすることはない。
2、無能な日銀は円の買い材料。日銀、それに日本政府は、まったく円を安くすることができない。
3、円を買うのに金は要らない。とにかく低金利だから、機関投資家たちは円を借りて円で投資することができる。
4、米国経済が低迷するときは円が強くなる傾向がある。米株ポートフォリオを守る一手段として、ファンドマネージャーたちは円を買う。
5、強いアップトレンドだ、という事実が円買いを呼ぶ。
もちろん、円高が永久に続くことはない。ウォール街のアナリストたちは、年末には1ドル=90円を予想している。もし円安方向が少しでも明確になれば、投資家たちが一斉にどう動くかは言うまでもない。日本企業は、1ドル=83円までなら耐えることができるが、それ以上の円高は赤字に結びつく。もし、1ドルが90円に戻るような事態となれば、間違いなく日本企業の収益性は回復する。

ということで、ジュバック氏は、次の日本株3銘柄を買い候補として監視している。

・ Canon

・ Komatsu Ltd

・ Toray Industries 






(情報源: Getting a yen for Japanese stocks)

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