説得力を欠くバーナンキFRB議長

27日の米株式市場:大幅反発、バーナンキFRB議長発言を好感 
米株式相場は終日順調に値を上げ、上昇基調で今週を終えた。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が失速感の強まっている景気のてこ入れのために必要な政策を取ると明言したことに投資家が飛びつく格好となった。(ウォール・ストリート・ジャーナル)

と報道されているが、ヘンリー・ブロジェット氏(Business Insider)は、こんなことを指摘している。

バーナンキ議長の発言をごく簡単に要約してみよう。「米国経済は明らかに弱い。しかし連銀には、もうこれと言ってできることはない。」報道されているように、バーナンキ氏は「景気を刺激するために必要な措置を取る」、と述べているが説得力が無い。
発言の中でバーナンキ氏は、4つの対策を挙げたにもかかわらず、そのうち3つを実現不可能と判断している。
・ 例えば、連銀は0%金利を向こう数年間にわたって継続する、と明確に約束することができる。しかし、こんな約束をしてしまえが熱狂的な投機を引き起こすことになり、最終的に経済活動に悪影響となる、とバーナンキ氏は言う。 
・ 連銀は、銀行の融資されていない資金に利息を払うことをやめることができる。準備金として保有している資金に、連銀は0.25%の利息を銀行に支払っている。要するに、銀行は何もしないで連銀から利子収入を得ており、言うまでもなく利子を払っているのは国民だ。バーナンキ氏は、こんな利息の支払いをやめることを提案しておきながら、現状の低金利を考慮すれば実施する意味はないと結論している。
・ 連銀は、現行のインフレ・ターゲット(2%から3%)を4%から5%に変更することができる。こうすることで、金の目減りを心配する消費者が、預金をするかわりに今直ぐに金を使うようになる。しかしバーナンキ氏は、これは適切な措置ではないと言う。
ということで、連銀が選んだたった一つの方法は、バランスシートを更に拡大することだ。長期国債を買い続け、ただでさえ低い長期金利を継続させる。同じ方法を日本も実施してきたが効果は無かった。


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バーナンキFRB議長



(情報源:  27日の米株式市場:大幅反発、バーナンキFRB議長発言を好感

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