穀物市場はブルマーケット

先ずS&P500指数の日足チャートから見てみよう。



先週金曜は雇用統計、そして今日はFOMCがあった。しかしマーケットは200日移動平均線(1)を決定的にブレイクダウンすることもなく、1130付近を走るレジスタンスライン(2)を突破することもできない。更に、トレンドの強さを見るADX(3)の低い数値で分かるように、ここ数日間のマーケットには明確なトレンドが無い。




上はプット/コール・レシオ指数だ。投資家たちが超悲観的、または超楽観的になると、この指数は極端なレベル(1、2)に達する。しかし、円内(3)で分かるように、最近の投資家は超悲観的でもなく超楽観的でもない。 これではマーケットに、はっきりとした方向性が表れない。

もちろんS&P500が退屈な展開だからといって、全てのマーケットが活気を失っているわけではない。報道されているように、ロシアとヨーロッパの猛暑が原因となって、小麦価格が大きく上げている。小麦の代用を求めて、人々は他の穀物を買う結果になるから、農産物の価格はまだまだ上がる、と言う意見も多い。




上は、小麦、トウモロコシ、大豆などの農産物に投資している上場投信PowerShares DB Agriculture (DBA)の日足チャートだ。ここ数日間に渡って利食われていたが、上昇する20日移動平均線(1)あたりがサポートになった可能性がある。それにストキャスティクス(2)も売られ過ぎレベルに落ち込んでいるから、買い足しを実行している人も多いことだろう。

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