長期化する米国の高失業率

下は、米雇用統計発表直前直後のドル/円の動きだ。


(5分足)

見てのとおり、一気に円高に進み、雇用統計の内容が良くなかったことが分かる。

・ 非農業部門雇用者数は13万1000人減。(アナリストは8万7000人減を予想していた。)

・ 民間企業の雇用者数は冴えない7万1000人増。(失業率を下げるためには約20万人増が必要。)

・ 失業率は前回6月と同様の9.5%だった。(完全失業、そして不完全雇用を合わせた数値も、6月と同値の16.5%だった。)

失業率に関して、CNNはこう報道している。

9.6%が予想されていた失業率だが、結果は6月と同率の9.5%だった。この大きな原因の一つは、職探しを諦めてしまった38万1000人の人たちが統計に含まれていないためだ。

chartoftheday.comに、こういうチャートが掲載されている。

(chartoftheday.com)

説明を要約してみよう。

もし2009年6月に不景気が終わったとすると、今日発表された失業率は、2009年6月と同レベルだ。上のチャートには、失業率が不景気終了月の失業率を下回るのに、どれくらいの時間がかかったかが示されている。例えば1982年の11月に終了した不景気は、終了時点の失業率は10.8%だった。見てのとおり、この失業率を下回るのに要した時間は2カ月だった。注目したいのは、最近20年間の動向だ。不景気終了時の失業率を下回るのに必要な時間は、大幅に増えている。なぜこうも時間がかかるのか、という理由の一つに、ますます強大になる海外の経済力を挙げることができる。



(情報源: Chart of the Day

UGLY JOBS REPORT: 131,000 Lost In July, Stocks Heading Lower

July jobs report: Economy still losing jobs

コメント