弱気論者の意見を聞いてみた

「投資家たちは今日のマーケットを信用していない。ヘルスケア、ハイテク、どこを見てもひどい状態だ。もちろん、だからと言って全ての株が下がると結論しているわけではないが、とにかくマーケットには明るい材料が無い。」 --- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)

夏休みが終わりに近づき、いよいよ本格的な秋の相場が始まる。昨日のブログで触れたように、資金は国債や社債に投資するミューチュアルファンドに流入し、米株専門ミューチュアルファンドは相変わらず人気が無い。なぜ投資家たちは積極的に米株を買えないのだろうか?MSNマネーに10の理由が要約されていた。

1、歴史的に見た場合、周期を考慮した株価収益率は16だが、現在の数値は既に20に達している。マーケットは割高だ。
2、連銀は、なかなか回復しない米国経済を認めただけでなく、弱さが見え始めたことも認めている。投資家としては聞きたくなかった言葉だ。
3、マーケット上昇を予想するマネー・マネージャーが、あまりにも多すぎる。本当の買いチャンスでは、強気の人はほとんどいない。
4、消費者物価指数が3カ月連続で下がっている。特に不吉なのは、実質的な時給が0.7%減少し、アメリカは既にデフレが進行している。
5、連邦政府、州政府だけに限らず、消費者も大きな借金を抱えている。
6、正式に発表されたアメリカの失業率は9.5%だが、実際はもっと悪い。61%の20歳以上の人たちは、現在何らかの職に就いている。これは、ここ30年間で最低の数字であり、1950年代は85%だった。
7、先月も差し押さえとなる住宅数が増え、米国住宅市場は低迷が続いている。
8、9月がやって来る。恐慌が最もひどかったのは1931年の9月。インターネット・バブルが弾けて、ベアマーケットが顕著になったのは2000年の9月。ニューヨークがテロ事件に襲われ、世界の市場に混乱が起きたのも9月。ということで、9月には悪いイメージがある。
9、中間選挙では共和党の勝利が予想され、議会は膠着状態になりそう。
10、拡大する米国の貿易赤字。予想を大きく下回った第2四半期のGDP。それに大手企業シスコ・システムズから発表された警戒論で分かるように、これからの米国経済には不安材料があまりにも多い。






(情報源:It's Really, Really Ugly Out There

Is another market crash coming?

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