金の熊が現れたら要注意

下は、ゴールド・レポートに掲載された、ダグ・ケーシー氏(Casey Research)の意見を抜粋要約したものです。

・ 今は株に投資するタイミングではない。私が金(ゴールド)を手放して株を買うのは、優良株の配当利回りが8%から10%になってからだ。実際に、いつ金を売って株を買うかは分からないが、雑誌の表紙が一つのタイミングになるだろう。例えば、タイム誌の表紙に、金の熊がニューヨーク証券取引所を破壊している絵が載ったら要注意だ。

・ もちろん、全ての株が駄目なわけではなく投資対象となる銘柄はある。一番有望なのは金鉱株、そして銀鉱株も狙える。それに石油関連、そして農業関連も狙える。しかし、亜鉛、銅、アルミニウム、鉄に関連した銘柄は避けるべきだ。

・ 米国の不動産の低迷が続いている。インターネットの普及で、人々の買い物習慣が変わり、この傾向は今後も継続する。オンラインで買い物をすれば、わざわざ車を運転して店まで出かける必要は無い。逆に言えば、オンラインで商売をすれば、ショッピングセンター内に店を開く必要が無くなる。こんな状況だから、商業用不動産が、ここから80%以上下がったとしても不思議ではない。

・ 5000年の中国の歴史を考えれば、共産主義というのは一時的な脱線のようなものだ。毛沢東がリーダーとして中国に君臨したのは30年ほどであり、70年代の終わり頃から、中国は昔の中国に戻り始めている。誰の目にも明らかなように、今日の中国共産党は腐敗している。 現実は、今日の中国は真の共産主義国家ではなく、比較的少ない規制で貿易が出来る国だ。

・ 悲しいことだが、アメリカは進む方向が間違っている。政府の力がますます強大になり、アメリカの基盤となった自由市場の思想から大きく離れ始めている。言い換えれば、今日のアメリカがしていることは中国と正反対だ。






(情報源: Doug Casey: Exception Among Equities

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