円高はニュースにならない?

株300円安、米国景気に警戒感・矢野氏 円相場がカギに 
(前略)31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、取引時間中に下落幅が一時300円を超えた。やはり前日の政府・日銀の経済対策が想定の範囲内だったことの影響が大きい。(中略)円高が一服しない限り、日経平均の下値にはメドがない。政府・日銀がさらに踏み込んだ対策を示すことが相場反転の条件になる。(nikkei.com)




チャート上の赤い線は日経平均、そしてローソク足は円指数だ。「円相場がカギ」、というヘッドラインを肯定するように、進む円高が日本の株式市場に大きな圧力となっている。

日本では円高のニュースは頻繁に報道されるが、アメリカに住んでいると、そんなニュースはほとんど聞こえてこない。正確に言えば、一般の米国家庭向きに放映される夜10時のニュースで円高が取り扱われることはない。日本が意図的に無視されているとは思わないが、ビジネス・インサイダーにこういう記事があった。

日経平均は3.5%を超える大幅下落となった。マーケット関係者は、日銀の介入、積極的な経済対策ばかりを求めているが、残念なことに日本企業からは創造力に富んだ画期的な打開策は期待できないようだ。
急激に進む円高は、輸出に頼る日本企業の悪夢となっている。重要なことは、円高は日本にとって深刻な問題だが、それはアメリカも含めて世界の国々にとっては問題にならない。事実、円高は日本製品が割高になり日本の競争力が衰えるわけだから、言うまでもなくアメリカ製品には好都合であり世界の他国にも好都合だ。
大幅に下落した東京株式市場は単に日本だけの問題であり、世界の問題にはならない。しかし、中国の株式市場が日本のような大幅急落したなら話は別だ。

なるほど、中国は金魚、アメリカは金魚のフンということか。



(情報源:株300円安、米国景気に警戒感・矢野氏 円相場がカギに

How To Read Today's Japan Massacre

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