銀行離れの原因は不景気?

(USA TODAYから抜粋要約)

「とにかく景気が良くないですから、給料ぎりぎりの暮らしになってしまいます。夫も私も給料が削減され、預金口座の残高は、ほとんどありません。単に口座維持費や他の料金を取られているだけですから、銀行口座を解約しようと思っています。」 --- ロビン・アーセさん(49歳、カリフォルニア州在住)
連邦預金保険会社の調べによれば、1700万人の米国消費者(総世帯数の約8%)は銀行口座を持っていない。更に、4300万人の消費者は銀行口座の残高が十分でないため、小切手現金化サービス会社や質屋などを利用している。
多くの銀行が、手数料ゼロの預金口座を提供しているにもかかわらず、なぜ消費者は他の非主流金融機関を利用してしまうのだろうか?
・ 「銀行口座は持っていますが、職場の直ぐ近くに小切手現金化サービス会社があるので時々使っています。やはり近いので便利です。」 --- ヘクター・ベドヤさん(23歳、デラウェア州在住)
多くの小切手現金化サービス会社は銀行の少ない地域でビジネスを展開し、営業時間も銀行より長い。
・ 「小切手現金化サービス会社なら、運転免許証さえ見せれば、直ぐに給料の小切手を現金化してくれます。」 --- ビル・ブレインさん(20歳、カリフォルニア州在住)
信用できる小切手であったとしても、銀行は口座が無い人の小切手を現金化してくれない。たとえ口座がある顧客の場合でも、小切手の現金化に数日を要することがある。
・ 「銀行を信用することはできません。あの手この手で、とにかくサービス料金だらけです。金融危機の犯人は銀行です。」 --- イヴォンヌ・ロペズさん(62歳、カリフォルニア州在住)
小切手現金化サービス会社は1%から3%の手数料を請求する。何度も頻繁に利用していたら高くついてしまうが、取られるのはこの手数料だけだ。しかし銀行には様々な手数料がある。

今日の米国社会で、銀行口座無しで生きることは不便だ。たしかに、相変わらず給料を小切手で払う会社もあるが、多くの会社は社員の銀行口座へ直接振り込んでいる。アパートを借りる場合でも、銀行口座が無いと信用調査を無事にパスすることができない。

連邦預金保険会社は、10ドルで開設できる銀行預金口座、そして低手数料を銀行に呼びかけるようだが、はたして小切手現金化サービス会社の利用者数に影響を与えることができるだろうか。







(情報源: Many shun bank accounts but pay more for financial services

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