知らない間に農産物の値段が上がっている

下は、大豆、トウモロコシ、砂糖などの農産物に投資している上場投信PowerShares DB Agriculture (DBA)の日足チャートだ。

金曜のマーケット終了約2時間前

6月に底を打って以来、順調にラリーが展開されているが、なぜ農産物が注目されたのだろうか?ショーン・ブロドリック氏は、30日のブログにこう書いている。

・ 今年、中国が輸入するトウモロコシは170万トン、そして来年は史上最高の580万トンが予想される。

・ 酷暑がヨーロッパを襲い、最近3週間だけで穀物の値段が25%も上がっている。

・ ブルームバーグの報道によれば、ロシアの今年の穀物生産量は、既に下方修正されていた9350万トンから8000万トンに引き下げられた。(SovEconは、7000万トンを割るという見方を発表している。)

・ ウクライナの今年の穀物輸出量は、去年の2150万トンから1600万トンに引き下げられた。

・ 国際砂糖機関の発表によれば、今季の世界の砂糖需要量は供給量を850万トン上回る。

・ 気象に関しては、太平洋にラニーニャ現象が起きているため、米国の穀物生産量に悪影響を与える可能性がある。 

更にブロドリック氏は、最近のドル安も穀物の価格を上昇させている一因だと言う。「米国産の穀物はドルで売買される。ドルが安くなれば、海外の顧客たちにとって、米国の穀物は割安になる。言い換えれば、海外への輸出量が増えるため米国内の穀物貯蔵量が減り、その結果穀物の価格が上昇する。」



上のチャートで分かるように、最近また下げ始めたドルは、穀物の買い材料になったわけだ。



(情報源: Big Gains in Grains

China to Buy 15 Million Tons of Corn in `New Era,' Council Says, Citing Li

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