なぜマーケットは下げた?

予想より悪い耐久財受注が原因となって株が売られた、と説明する記事がCNNマネーに載っていた。そういう理由で株を売った人もいると思うが、ほとんどの人たちは、今朝そんな発表があったことは知らなかったことだろう。現に、この記事の下に設けられている掲示板には、こんな書き込みがある。

・ 予想以下の経済発表で株を売った?本当だろうか?そんな理由で売った人たちの顔を実際に見てみたいものだ。(Elaine Kapetanakisさん)

・ 出鱈目な説明だ。耐久財受注は売り材料でも何でもなく、マーケットはコントロールされた、単なるファイナンシャル・ゲームにすぎない。(Brian J. Hoffmanさん)


同様な記事を掲載したMarketWatchにも掲示板がある。

・ 株式市場が下げたのは耐久財受注が原因だ、などといったことを本気で信じている人などいるのだろうか。(cloudydazeaheadさん)

・ マーケットは手品のようなものだ。どんなに悪いニュース、そして真実が発表されたとしても、マーケットの馬鹿らしい動きを変えることはできない。(freakshowさん)

・ 今日起きているのは単なる利食いだ。(chalanさん)

・ 悪いニュースでマーケットが下がった?なるほど!( kamikazeさん)


Capital Economicsの経済学者は、こう答えている。「たしかに予想以下の結果だったが、第2四半期の企業投資は極めて強いものであり、決して悪い内容ではない。製造業が失速している、と指摘する人もいるが、そう大袈裟に心配する必要はない。」


ご存知のように、株式市場は悪材料に素直に従って下げることもあれば、反対に上げてしまうこともある。フィデリティで大口取引を担当していたハガティ氏は、「ニュースは単なる面白い物語だった、という程度に解釈したほうが良い」、とよく言っていたことを思い出した。






(情報源:U.S. stocks lapse after downbeat durable-goods report

Stocks slump on economic woes

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