移動平均線とストキャスティクスの組み合わせ

マーケットは好調なラリーを展開しているのに、BPは一転してマイナスになってしまった、という記事があった。BPと言えばご存知のように、メキシコ湾を原油で汚染した犯人として、アメリカで最も嫌われている企業だ。とにかくBPのニュースは腐るほどあるが、そういったことを一切無視してチャートだけを見ると、BP株がここで売られても不思議でないことが分かる。



BPの日足

・ 先ず、6月28日(1)の安値から今日の高値(2)で計算すると、BPは既に41%の大幅上昇だから利食われたとしてもおかしくない。

・ 下降する50日移動平均線(3)がレジスタンスになった、と見ることもできるが、50日移動平均線付近で利食ってやろうと計画していた人も多いと思う。もちろん、この移動平均線に接触したら空売ってやろう、と計画していたトレーダーもいたことだろう。

・ 更に、ストキャスティクス(4)は買われ過ぎレベルに入っているから、これも利食われる一因になった筈だ。

ニュースを聞いて売りを決めた人は、このニュースに動揺したようだ。

英BP、原油流出口に新キャップ取り付け-封じ込めに期待

英BPは12日夜(日本時間13日)、メキシコ湾の原油流出口に新しいキャップを取り付ける作業を完了した。同社は13日から、このキャップの作用で原油流出が完全に食い止められるかどうか検査を始める。

上手くいけば、新しいキャップの弁を閉じることで原油流出が徐々に止まると期待される。ただ、今回設置された深さでこのシステムを利用した例がないことから、流出阻止に効果的かどうかは定かではない。

というわけで、検査の好結果に賭けるより、ここで一旦利売った方が賢いと判断したわけだ。






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