迫るデッドクロス

今さら取り上げるのも気が引けるが、皆さんは「ゴールデンクロス」、「デッドクロス」という言葉を何度も聞いたことがあると思う。

・ゴールデンクロス: 短期移動平均線が、下から上に長期移動平均線を乗り越え、一般的に買いシグナルと解釈される。

・デッドクロス: 短期移動平均線が、上から下へ長期移動平均線を交差し、一般的に売りシグナルと解釈される。(注: アメリカでは、デッドクロスではなく、「ダーククロス」、「デスクロス」といった表現が使われる。)

極めて単純な売買方法だが、はたして、こんなやり方で利益を上げることができるのだろうか?バンク・オブ・アメリカのテクニカル・アナリスト、マリアン・バーテルズ氏は、こう述べている。

過去42回のS&P500指数のゴールデンクロスは、年率換算で平均9.6%の利益があった。過去42回のデッドクロスの年率平均利益は2.4%だが、今回迫っているデッドクロスは2000年と2007年に似ている。

2000年と2007年?バーテルズ氏は厳しい下げを予想しているようだ。

デッドクロス、ゴールデンクロスを見るために使われているのは、50日と200日単純移動平均線の二本になる。下がS&P500指数の日足チャートだ。



1、ゴールデンクロス

2、デッドクロスが迫っているように見える。もちろん、50日移動平均線が再上昇して、クロスが起きない可能性が残っている。

同じ様子がナスダック総合指数にも見られる。



ナスダック総合指数(日足)


もう3銘柄見てみよう。



アップル(日足)

相変わらず強い。




グーグル(日足)

円内で分かるように、既にデッドクロスが起きている。





上は、日本の株に投資する上場投信、iShares MSCI Japan Index (EWJ)の日足。

これも最近デッドクロスが起きている。


コメント