ユーロを買え!?


ジム・ロジャーズ氏の見方が正しかったことを、先ず称賛したいと思う。米国経済に対して悲観的な意見を述べていた氏だが、去年の終わり頃、いちはやくドル強気論を発表した。

CNBCのインタビューで、ロジャーズ氏は最近こう語っている。

「私も、皆さんと同様に迷っている。私の基本的な姿勢は株を空売り商品を買うこと。そして現在検討していることはユーロの買い足しだ。現時点で言えることは、皆が皆ユーロに対して極めて悲観的な見方をしているということ。とにかく信じられないほど弱気論者が多く、ラリーはこんな状況でスタートするものだ。」 (businessinsider.comから抜粋)




(チャート:www.dailymarkets.com)

上のチャートには、ユーロの建玉状況が示されている。

1の緑の線は小口トレーダー、そして注目したいのは、2の赤い線で示された投機筋と呼ばれるファンドなどの大口トレーダーの様子だ。最近やや上向きになっているが、見てのとおり、圧倒的に空売りポジションが多い。

下はユーロに連動するCurrencyShares Euro Trust (FXE)の日足チャートだ。



株価は下げているが、MACDのヒストグラムは既に上昇が始まり、ダイバージェンスと呼ばれる逆張りの買いシグナルが出ている。月足チャートも見てみよう。


今のところ115付近(1)がサポートになっている。

今月のローソク足が、まだ完全に形成されていないから断言することはできないが、株価に付けたA、BとMACDに付けたA、Bを比べてほしい。株価のBはAより低い位置にあるが、ヒストグラムのBはAより高い位置にありダイバージェンスが起きている。(繰り返しになるが、まだ今月のローソク足が出来上がっていない状態だから、ここから株価が崩れるようなことになれば、MACDのヒストグラムはAを下回る可能性がある。)

ということで現時点では、試しに少しユーロを買ってみよう、という段階だと思う。




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