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迫るデッドクロス

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今さら取り上げるのも気が引けるが、皆さんは「ゴールデンクロス」、「デッドクロス」という言葉を何度も聞いたことがあると思う。 ・ゴールデンクロス: 短期移動平均線が、下から上に長期移動平均線を乗り越え、一般的に買いシグナルと解釈される。 ・デッドクロス: 短期移動平均線が、上から下へ長期移動平均線を交差し、一般的に売りシグナルと解釈される。(注: アメリカでは、デッドクロスではなく、「ダーククロス」、「デスクロス」といった表現が使われる。) 極めて単純な売買方法だが、はたして、こんなやり方で利益を上げることができるのだろうか?バンク・オブ・アメリカのテクニカル・アナリスト、マリアン・バーテルズ氏は、こう述べている。 過去42回のS&P500指数のゴールデンクロスは、年率換算で平均9.6%の利益があった。過去42回のデッドクロスの年率平均利益は2.4%だが、今回迫っているデッドクロスは2000年と2007年に似ている。 2000年と2007年?バーテルズ氏は厳しい下げを予想しているようだ。 デッドクロス、ゴールデンクロスを見るために使われているのは、50日と200日単純移動平均線の二本になる。下がS&P500指数の日足チャートだ。 1、ゴールデンクロス 2、デッドクロスが迫っているように見える。もちろん、50日移動平均線が再上昇して、クロスが起きない可能性が残っている。 同じ様子がナスダック総合指数にも見られる。 ナスダック総合指数(日足) もう3銘柄見てみよう。 アップル(日足) 相変わらず強い。 グーグル(日足) 円内で分かるように、既にデッドクロスが起きている。 上は、日本の株に投資する上場投信、iShares MSCI Japan Index (EWJ)の日足。 これも最近デッドクロスが起きている。

NYはヘッド・アンド・ショルダーズ?

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火曜のNY株式市場は3%を超える大幅下落となり、ヘッド・アンド・ショルダーズを気にする人たちが一気に増えた。 ヘッド・アンド・ショルダーズ ・ネックライン割れで空売り ・頭からネックラインまでの長さを測ってターゲットを計算する 下はS&P500指数の日足チャートだ。 もしこれが本当にヘッド・アンド・ショルダーズなら、ターゲットは去年7月の安値付近になる。 こういう見方もできる。 長い陰線が形成されたが、S&P500は何とかサポートラインの上で終了となった。ストキャスティクスは売られ過ぎレベルに入っているから、マーケットは、そろそろ反発の可能性がある。 どちらにしても、マーケットは重要なレベルに達しているだけに、明日の動きが大いに注目される。

経験無用、あなたも短時間で高収入!

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「在宅勤務、月収3万ドル可」などという疑わしい広告をよく見かける。どうせ役に立たない情報を買わされて、一銭も収入を得ることはできないだろう、と簡単に予想することはできるのだが、高失業率のアメリカ、在宅勤務詐欺が大きく増えている。 FTC(米国連邦取引委員会)によれば、2006年、FTCに寄せられた在宅勤務詐欺に関する苦情は4004件。2009年、この件数はほぼ倍に匹敵する7955件に達した。 在宅勤務詐欺には、次のような共通点がある。 ・経験、努力無しで高収入を得ることができる。 ・間違いなく収入を得ることができるという約束。 被害者になることを防ぐために、FTCは下記の事項を、業者から文書で受け取ることを勧めている。 ・在宅でする仕事の詳しい内容のリスト。 ・月給が支払われるのか、それとも歩合が支払われるのか? ・実際にどの程度の収入を期待できるのか?他の人たちが、本当に収入を得ている証拠になる書類を要求する。 ・実際に歩合や給料を支払うのは誰か? ・歩合は、どのように支払われ、どんな頻度で支払われるのか? ・在宅での仕事には、具体的にどの程度の経費が必要なのか? こういう書き込みがあった。 「とにかく腹が立ちます。オンラインで仕事を探しているのですが、求人広告のほとんどが在宅勤務詐欺のようなものばかりです。」 --- dragonfire81さん (情報源: http://ftc.gov/bcp/edu/pubs/consumer/invest/inv14.shtm http://consumerist.com/2010/06/work-at-home-scams-on-the-rise-heres-how-to-spot-them.html )

試し買いの話

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「金の空売りに抵抗を感じる人は多いことだろう。しかし、6ドル上昇の後18ドル下落という今日の動きを見ると、ここで空売ってみる価値はあると思う。ということでDZZを買っている。」 --- L.A.リトル氏(tatoday.com) DZZというのは、PowerShares DB Gold Double Short ETN (DZZ)のことであり、金価格が1%下がると2%上昇する仕組みになっているETNだ。注: ETNはETF(上場投信)によく似ている。簡単な説明は、ウィキペディアなどを参照してほしい。( http://ja.wikipedia.org/wiki/ETN ) 先ずDZZの月足チャートを見てみよう。 2008年の高値は42ドル27セント、現在の価格は11ドル弱、全く冴えない値動きが展開されていた訳だ。 「半値八掛け二割引」、という底値を予想する相場の格言を思い出した。42ドル27セントを元値にして、さっそく計算してみよう。 元値×50%(半値)×80%(八掛け)×80%(二割引)=32% $42.27 x 32% = $13.53 ということで、格言によれば13ドル53セントあたりで下げ止まる筈だったが、現在の株価は既に11ドルを割っている。この格言だけを頼って判断するなら、DZZは極度の売られ過ぎだ。 日足チャートに移ろう。 6月18日の安値(1)が支えになり、DZZは一転反発して、既に割ってしまったサポートライン(2)の上に戻った。増大した出来高(3)で分かるように、底値拾いを狙う買いが入ったようだ。 長期的なダウントレンドに変化は無い。しかし日足チャートには下げ渋りが見え始め、リトル氏が言うように、ここで試しに少し買ってみようという気になる人も多いことだろう。 (情報源: Betting against gold still )

明らかに迷っている

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TheStreet.comのオンライン意見調査 質問: あなたは今週の相場にどんな姿勢で臨みますか? 回答: ・強気 40.0% (136票) ・弱気 47.35% (161票) ・中立 12.64%  (43票) (日曜の午前中時点) 強気80%、弱気10%、といった状態なら圧倒的にブル優勢と結論することができる。しかし、上記のように両者が接近していたのでは、マーケットの方向性がよく分からない。とうぜん疑問になるのは、なぜ弱気論者の数と強気論者の数が、ほぼ五分五分なのかということだ。 下はS&P500指数の日足チャートだ。 A:20日移動平均線 B:50日移動平均線 C:200日移動平均線 弱気になる理由: ・1、2で分かるように、20日移動平均線は上から下へ50日と200日移動平均線を既にクロスしている。 ・3で分かるように、今度は50日移動平均線が200日移動平均線を上から下へクロスしそうだ。 強気になる理由: ・長期トレンドを見る200日移動平均線は、まだ上向きだ。 ・ストキャスティクス(4)は売られ過ぎだから、そろそろマーケットは反発する可能性がある。 ということで、移動平均線の並び方が崩れているときは上記のように意見が分かれるから、難しいマーケット展開になりやすいわけだ。 (情報源: http://www.thestreet.com/stock-market-news/10603675/poll-bull-or-bear.html )

週末のコメントから

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・メキシコ湾の原油流出、低迷の続く住宅市場、高失業率などの問題が解決すれば米国経済は大きく好転する。しかし、株式市場が見ているのは現状ではなく、2010年の後半に訪れる惨事だ。このまま株を保有することは、間違いなく口座残高の減少に結びつく。--- リチャード・ラッセル氏(Dow Theory Letters) ・冴えない5月、6月の売上状況を見て、アナリストたちは企業利益の予想を修正している。大手1500社に限って言えば、上方修正されたのは373社だが、それを上回る545社が下方修正となっている。--- ボブ・ピサニ氏(CNBC) ・短期的に見た場合、S&P500指数は上がると思うか、それとも下げると思うかという質問を読者たちにした。その結果分かったことは、65%が下げ方向を予想し弱気論者が圧倒的に多い。--- Bespoke Investment Group ・S&P500指数が1040まで下げた後反発するが、その反発が1日だけで終わり、翌日直ぐに1040を割ってしまう場合は要注意だ。暴落の可能性がある。(金曜、S&P500指数は1076.76で終了)--- ビル・マクラレン氏(safehaven.com) ・悲観論者が多いが、株式市場が暴落することはないと思う。少なくとも6つの理由がある。(1)BPはリーマンブラザーズではない。(2)ゼロ金利政策はまだまだ続く。(3)新規雇用に対して企業幹部は前向き。(4)新技術の採用で生産性が伸びている。(5)中間選挙が迫り、住宅市場に好影響な法案が提案される可能性がある。(6)消費者信頼感指数で分かるように、消費者は皆が思っているほど沈んでいない。--- デレック・ホフマン氏(Wall St. Cheat Street) ・BPを引き続き追っている。損害賠償金額は莫大な額に達することが予想されるだけに、BPは倒産を選ぶことが考えられる。それに、ハリケーンがメキシコ湾に向かうようなことになれば、事態はいっそう悪化してしまう。--- ジム・クレーマー氏(Mad Money) CNNオンライン意見調査 質問:連銀は経済を安定させるために、適切な措置をとっていると思いますか? 回答: ・適切な措置をとっていると思う  22% ・間違った措置をとっていると思う  45% ・現時点ではよく

長期チャートもチェックしよう!

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数日前になるが、ある著名アナリスト(メレディス・ホイットニー氏だったと思う)が、米国住宅市場の二番底入りは間違いないと発表していた。そして今朝マーケット開始30分後、こういうニュースがあった。 米商務省が23日発表した5月の米新築一戸建ての住宅販売件数(季節調整済み)は、年換算で前月比32.7%減の30万戸となり3カ月ぶりに減少。販売件数は1963年1月の統計開始以来、最低だった。米住宅市場の需要の弱さを象徴するもので景気の先行きに不透明感が増している。(asahi.comから抜粋) 下は、住宅建設会社トール・ブラザーズの5分足チャートだ。 ニュース発表直後、1の長い陰線で分かるように、トール・ブラザーズは売られた。しかし見てのとおり、売りは続かず株価は一転して上昇が始まった。ニュースを聞いてから売った人は後悔する結果となったわけだが、長期チャートを見ていれば慌てて売ることはなかった。 上は週足チャートだ。トール・ブラザーズは、4月の高値から既に28%ほど下げ、サポートラインが直ぐ下に迫っている。言い換えれば、今日のニュースやファンダメンタル要素を一切無視すれば、このレベルでの売りは間違いであり買いを試す位置だ。 (情報源:  米新築住宅販売が急減、過去最低の30万戸 5月 )

参った、マイッタ、、

写真集です。 http://brokershandsontheirfacesblog.tumblr.com/

コメントで把握する米国株式市場

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昨夜の米国株式市場の雰囲気をマーケット関係者のコメントでキャッチ! ・大したニュースが無い今日、当然の結果として投資家たちはテクニカル要素に注目した。そして、投資家たちが見たものはブレイクダウンだった。--- ジャック・アブリン氏(Harris Private Bank) ・これと言ったニュースが無い。しかし、そろそろ決算発表が始まるから、マーケットにもハッキリとした方向性が出てくることだろう。--- ピーター・タズ氏(Chase Investment Council) ・ここからマーケットを上げるには、かなり大きな材料が必要だ。--- ジョン・ウィルソン氏(Morgan Keegan) ・ダウ指数のチャートには、ヘッド・アンド・ショルダーズと呼ばれる売りパターンが形成されている。--- ジョー・ワイセンタル氏(The Business Insider) (チャートはここに掲載されている。 Recent Dow Head And Shoulders ) ・5月26日に短期的な高値を記録して以来、バルチック海運指数(BDI)は17日連続の下げとなり、その下げ幅は38%に及ぶ。重い荷物を運ぶ船のように、この指数が方向転換するには時間がかかる。--- Bespoke Investment Group ・午前中マーケットは少し上げていたが、結局1.5%の下げで終了になった。なぜ下げたのだろうか?テレビでは、色々なもっともらしい理由が報道されているが、そのどれもは今日の動きを説明するものではない。中古住宅販売件数、国債入札、FOMC、ソブリン債危機などが売り材料になったということだが、正確に言うなら、それらは売り材料ではなく投資心理に影響を与えたニュースだ。--- バリー・リットホルツ氏(Fusion IQ) バリー・リットホルツ氏

あなたもシラノ?

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「私が株に対して強気になれるのはシラノの法則のお陰だ。」--- ラズロ・ビリニ氏(Birinyi Associates) シラノというのはシラノ・ド・ベルジュラックのことであり、ウィキペディアは、こう説明している。 サヴィニヤン・ド・シラノ・ド・ベルジュラック (Savinien de Cyrano de Bergerac、1619年3月6日 - 1655年7月28日)は、フランスの剣豪、作家、哲学者、理学者。 1897年上演されたエドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」により名を知られた。作品の中では、容貌(大きな鼻)に悩みながら、一人の女性を胸中で恋い慕い続け生涯を終えていく、騎士道精神や正義感の強い男として描かれる。 まだよく分からない。シラノのお陰で強気?どういうことだろうか?ビリニ氏の話に戻ろう。 大きな鼻のことでシラノは悩んでいた。言い換えれば、悪いニュースは、良いニュースより説得力があるものだ。しかし、ここで考えてほしいことは悪材料は今現在の話であり、マーケットが興味があるのは将来のことだ。今月の小売売上高は悪かった、失業率は相変わらず高いと人々は議論するが、マーケットは3カ月から6カ月先を見ている。 今日の状況は1982年に似ている。あの頃、新聞は連日のように低迷する経済を報道し、人々は30年代が再来したようだ、と悲観的なことを語っていた。しかし次の2年間、アメリカは年率で7%の経済成長を遂げた。現在私たちが直面しているのは1982年の10月であり、ここで弱気になるのは賢い判断だとは思わない。 ビリニ氏にも一つ心配していることがある。 大衆がマーケットに参加していないことが気になる。金融危機で大きな損を出し、株に対する不信感が原因などと説明されているが、ひょっとしたら大衆は諦めてしまったのではないだろうか。大手投資銀行やファンド会社は、超高速なコンピュータを使ってマーケットから利益を上げていることが何度も報道され、人々は株式市場は一個人が参加できるような場所ではないと結論してしまったのかもしれない。 ラズロ・ビリニ氏 (情報源: Invest Like It's 1982 )

強かったのは寄付きだけ

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「人民元を弾力化すると言うが、今のところ中国政府は、それを本当に実行するかは分からない。」--- エイドリアン・クロンジェ氏(Balentine) 中国の為替政策のニュースで、米国株式市場は強いスタートを切ったが、下の日足チャートで分かるように、マーケットは失速して冴えない陰線で終わった。 S&P500指数に連動するSPDRs (SPY)の日足 上のチャートに、2本の移動平均線を入れてみよう。 両方とも、中期トレンドを見る50日移動平均線だ。 ・赤は50日単純移動平均線(SMA) ・青は50日平滑移動平均線(EMA) 注: EMAは指数移動平均と記されることもある 2と3が分かりやすいが、前回(2)は平滑移動平均線がレジスタンスになり、今回(3)は単純移動平均線付近が壁になっている。 ほぼ安値引けだっただけに、もし火曜も売りが続くようなら、マーケットが下がると上がるiPath S&P 500 VIX Short-Term Futures ETN (VXX)に注目してみたい。下は日足チャート。

世界共通の通貨?

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人民銀は19日、ドルに固定していた「元相場の弾力性を高める」と発表し、段階的に元を切り上げる方針を打ち出していた。ただ、中間値の水準を据え置いており、大幅な切り上げには消極姿勢を示した。(nikkei.comから抜粋) G20を控えて、中国は単に前向きな政治的ジェスチャーを示しただけだ、と言う人が多いがラリー・エーデルソン氏(金融アナリスト)はこんなことを指摘している。 ・切り上げ発表は重大なニュースである。これが意味することは、バーナンキ議長、ガイトナー財務長官、そしてオバマ大統領の説得が成功し、中国はドル安政策を認めたことになる。 ・米国内にインフレを促進しドル安が進めば、米国は膨大に抱える借金を、将来安くなっているドルでし払うことができる。 ・元の切り上げでドルが下がり、この結果中国はアメリカからデフレを輸入することになり、アメリカは中国からインフレを輸入することができる。 ・ヨーロッパではソブリン債が問題になっているが、アメリカにも同様なことが起きる。そのため米国は市場に膨大な資金を更に注入することになり、ドル安がますます進む結果になる。 CNBCのインタビューで、ニアル・ファーガソン氏(ハーバード大学)は、こう答えている。 ・G20が迫っているだけに、切り上げ発表には政治的意図がある。ユーロの問題に比べれば、元切り上げはサイドショーのようなものだ。 ・米国との貿易を考慮すれば元は25%から30%の切り上げが必要。 ・米国の製造業が低迷しているのは中国の責任ではない。問題は米国住宅市場のスランプだ。 ・膨大な赤字を抱える米国にとって、たとえ微妙な数値であったとしても、金利の変動は米国に大きな影響を与える。最終的には2年以内に、米国は金融危機に襲われることが予想される。 エーデルソン氏によれば、ドルが破綻するのは時間の問題であり、世界のリーダーは世界共通の通貨を考えているという。既に、下のようなコインが考案されているようだ。 (情報源: 人民元、対ドル基準値横ばい 段階的切り上げか This Yuan Revaluation Is A Sideshow Urgent Video Update! )

週末のマーケット関係者のコメント

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・ マーケットの一時的な下げは終わり、年末にはS&P500指数は1200から1250に達していると思う。あと8%から9%の上昇が期待できそうだ。--- フリッツ・マイヤー氏(Invesco) ・ 10年物の国債利回りから、明るい株式市場を予想することはできない。国債トレーダーたちは、経済回復に対して悲観的な見方をしている。--- アレック・ヤング氏(Standard & Poor’s) ・ 土曜、中国は人民元/ドル為替レートを調整すると発表した。問題は、中国は具体的にどう調整するかを説明していない。既に、トレーダーたちは米国債が売られることを心配している。何故なら、2005年がそうだったからだ。--- ビンセント・フェルナンド氏(Railay Capital Partners) ・ そろそろ7月の相場が始まるが、ウォール街は三つのことを気にしている。(1)予想されている企業利益は高すぎる。(2)住宅市場、そして雇用状況に相変わらず強さが見られない。(3)金融改革、それに増税政策は株に悪影響を与える。 --- ボブ・ピサニ氏(CNBC) ・ 今週 Adobe (ADBE)とResearch in Motion (RIMM)が決算を発表する。アップルが、これらの企業に大きな脅威であることが確認できることだろう。--- ジム・クレーマー氏(Mad Money) ・ 向こう数週間に限って言えば、株式市場は好調な展開になると思う。しかし、そこから先はベアマーケットに入ることが考えられる。最近発表されたガッカリな内容の雇用統計、それに安定し始めた住宅市場は再度後退しそうな状態だ。--- ディーン・バーバー氏(Barber Financial Group) thestreet.comのオンライン意見調査: 質問: あなたは今週の相場に、どんな姿勢で臨みますか? 回答: ・ 強気 48.69% (206票) ・ 弱気 38.53% (163票) ・ 中立 12.76%  (54票) -  

テーマは水

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土曜、BPの最高経営責任者トニー・ヘイワード氏のヨット・レース観戦が報道され、米国では早速非難の声が上がっている。 金曜、ヘイワード氏はメキシコ湾原油流出事故の後始末という任務から解放されたばかりだが、早くも私生活を楽しんでいる。BPの広報担当者の話によれば、ヘイワード氏がレースを観に行った理由は、氏の所有するヨットが、JPモルガンの主催するレースに参加したためだ。 漁師や観光業者が職を失い、苦しむ動物の姿が次々と報道されているだけに、ヨット観戦はやはりまずかったと思う。 今回の事故でクリーン・エネルギー、代替エネルギーが見直されているが、こんな銘柄も買われている。 American Water Works Company, Inc. (AWK) 日足 American Water Works Companyは水道会社だから、汚れた水をきれいにして飲めるようにする、という水処理業務がある。要するに、原油で汚されたメキシコ湾を見て、投資家たちは飲料水に注目し始めたわけだ。 どんなタイミングで買うことができるだろうか?日足だけに限った場合、分かりやすい場所が3つある。 1、レジスタンスラインの突破で買う。 2、上昇する20日移動平均線(EMA)に戻したところで買う。 3、ストキャスティクスが売られ過ぎゾーンに入ったところで買う。 (情報源: BP CEO Tony Hayward Is Spending His Saturday Attending A Yacht Race )

次は何を有料にするのだろう?

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ご存知のように、飛行機への搭乗はファーストクラスから始まり、エコノミークラスの乗客が最後になる。もし10ドル余分に料金を払うことで、誰よりも先に搭乗できるなら、あなたは10ドルを払うだろうか?この夏、アメリカン航空は「アーリー・ボーディング」という、他の客より一足先に搭乗できるサービスを開始する。この料金が10ドルだ。 特に連休などで混んでいる場合、最後に搭乗すると、頭上の荷物棚がいっぱいになっていて、空いているところを探さなければならないことがある。しかし、この新サービスを利用することで、そんなことを防ぐことができるというわけだ。(手荷物チェックイン料金、有料機内食、毛布料金などで分かるように、航空会社はサービスの料金化に忙しい。まさかとは思うが、客室乗務員と話すことも有料になる日が来るのだろうか?) さて、掲示板には、どんなことが書き込まれているだろうか? ・アメリカン航空ではないが、サウスウエスト航空に、この「アーリー・ボーディング」を採用することは意味があるかもしれない。何故なら、サウスウエスト航空の場合、搭乗券は渡されるが、座席番号が指定されていないから早く乗らないと良い席が取れない。(madanthonyさん) ・10ドル払ってまで先に乗りたいとは思わない。いつも身軽に旅行しているから、私の場合、頭上の荷物棚は必要ない。(dreamfishさん) ・10ドル払ったからといって快適な座席が確保できるわけではない。単に人より先に乗って、座り心地の悪い席に早く座ることができるだけだ。(FooSchnickens - Full of SCARさん) ・変な料金だと思う。10ドル払うことで、誰よりも長い時間、機内で離陸を待つことができるわけだ。(sonneillonさん) ・将来こんな事になるかもしれない。先ず航空券を買う。航空券は単に搭乗する権利があることを示すだけだから、次に座席を買う。もちろん、座る場所によって座席料金は異なる。機内前方の席、後方の席、窓側の席、通路側の席、非常口に近い席、、、(dxdtさん) ・航空会社の重役たちは、頭を揃えてこんなくだらないことを真面目に考えているわけだ。(GregorydePSさん) (情報源: Want To Board Your Flight Early? There's A Fee

こういう比較

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(情報源:  http://www.ritholtz.com/blog/2010/06/coke-bp/ ) タイトルはCoke + BP コカコーラ 95%は水 5%は黒い物質 メキシコ湾 95%は水 5%は黒い物質

コメントで把握する米国株式市場

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昨夜の米国株式市場の雰囲気をマーケット関係者のコメントでキャッチ! ・ 投資心理が変わり始めたようだ。投資家たちは悪材料ばかりを気にするのではなく、長期的な前向きな姿勢でマーケットを見るようになった。--- フィリップ・オーランド氏(Federated Investors) ・ 今朝発表された経済ニュースはガッカリな内容だった。理屈に従うなら、今日のマーケットは下げる筈だった。--- エリザベス・ストロット氏(Market Dispatches)  ・ 5月の大きな下げがあって以来、投資家たちは、マクロ経済と政治行事だけに注目している。こんな時はファンダメンタルズが無視されるものだ。--- クリスチャン・スワイテス氏(Sentinel Asset Management) ・ 不安定な状況、正確に把握できない事態、それにハリケーン・シーズンの到来を考えれば、格付けの更なる調整は有り得る。--- BP格下げに関するS&P社アナリストのコメント ・ BPと同業種というだけの理由で、かなり割安レベルまで売られてしまった銘柄が目に付く。例を挙げればSchlumbergerやTransoceanだ。--- ロバート・パブリック氏(Banyan Partners) ・ 天然ガス市場の動きに注目するべきだ。おそらくメキシコ湾の原油流出事故がキッカケになったと思うが、長いこと低迷していた天然ガスの上昇が始まっている。--- ジョー・ワイセンタル氏(The Business Insider)  

許せない料金の話

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(CNNMoney.comから抜粋) ・クレジットカード シティバンクは、特定されたメンバーに対して、クレジットカードの年間使用総額が2400ドル(約21万7800円)に満たない場合、特別カード料金として60ドル(約5400円)を請求している。 ・フリークエント・フライヤーのマイレージ使用料金 アメリカン航空、ユナイテッド航空、そして他の航空会社で溜まったマイレージを使ってエコノミーからビジネス・クラスにアップグレードしようとすると、片道につき50ドル(約4500円)から500ドル(約4万5000円)の料金が取られる。 ・証券会社の口座解約料金 フィデリティ、シュワブなどの大手証券会社にある口座を他社へ移管しようとすると、50ドル(約4500円)から200ドル(約1万8000円)の料金が必要になる。 ・12b-1 ミューチュアルファンドは、各投資者から12b-1という料金を毎年取っている。(料金は、投資金額1000ドルに対し約5ドル80セント(526円)に及ぶ。)では12b-1とは何だろうか?簡単に言えば、ミューチュアルファンドの宣伝費だ。 ・手荷物チェックイン料金 機内食から飲み物も有料になり、飛行機での旅は大きく変わった。旅客たちが特にウンザリしているのは、一つあたり20ドル(約1800円)から45ドル(約4085円)かかる手荷物チェックイン料金だ。 ・携帯電話 契約期間が切れる前にキャンセルしようとすると、200ドル(約1万8000円)から350ドル(約3万1700円)の罰金が科される。 ・ミューチュアルファンド ファンド会社によって金額は違うが、ミューチュアルファンドの残高が一定の金額以下になると、年間で10ドルから20ドル(900円から1800円)の料金がかかる。大した料金ではない、と言われるかもしれないが、下げ相場でマーケットが低迷する時は、当然の結果として株専門のミューチュアルファンドは下落するから、残高が指定された金額を割ってしまうことがある。 ・人間と話したい? カスタマー・サービスに電話をすると、あらかじめ録音された声が聞こえてくるだけで、先ず本物の人間が出てくることはない。例えばHSBC銀行の場合、人間のエージェントを通してクレジットカードの支払いをすると、15ドル(約1360円)の特別料金が必要になる。

クリーンエネルギーに注目

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オバマ米大統領は15日夜(日本時間16日朝)、メキシコ湾の沖合油田での原油流出事故に関して大統領執務室からテレビを通じて国民向けに演説し、、(中略) 石油依存から脱却し、クリーンエネルギーの開発強化を進めることも改めて打ち出した。(nikkei.comから) 爆発が起きたのは4月20日、原油の流出が始まってから、そろそろ2カ月が経過しようとしている。原油で汚された鳥たちの痛々しい姿を見て、多くの人たちは改めてクリーンエネルギーの必要性を感じていることだろう。 代替エネルギーの一つとして最近注目されているが天然ガスだ。 United States Natural Gas (UNG 天然ガスに投資している上場投信) 日足 (マーケット終了約1時間半前) 1、短期トレンドを見る20日移動平均線は上向き。 2、中期トレンドを見る50日移動平均線も上昇が始まった。 3、長期トレンドを見る200日移動平均線はまだ下降中。言い換えれば、この移動平均線がレジスタンスになる可能性があるが、上放れるようなら更に買い手を集める結果になる。 週足も見てみよう。 古いサポートライン(1)が今のところ難関になっている。ここを突破した場合は11ドル付近がターゲットになる。直ぐに1を上放れることがなくても、反対に3付近まで下げるようなら、押し目買いを狙う人たちが待っていることだろう。 (情報源:  米大統領、英BPに補償要求 ) 

ベネズエラは58.69%

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ソブリン債危機という言葉を頻繁に聞くようになりましたが、現実問題としてデフォルト・リスクが最も高い国はどこでしょうか?businessinsider.comは、債務不履行の危険性が高い国として次の10をあげています。 ・ラトビア共和国: デフォルト・リスク 22.29% ・国ではないですが、カリフォルニア州: デフォルト・リスク 22.52% ・ポルトガル: デフォルト・リスク 23.26% ・イラク: デフォルト・リスク 24.83% ・ドバイ:  デフォルト・リスク 27.22% ・ウクライナ: デフォルト・リスク 34.30% ・パキスタン: デフォルト・リスク 39.96% ・ギリシャ: デフォルト・リスク 48.32% ・アルゼンチン: デフォルト・リスク 50.36% ・ベネズエラ: デフォルト・リスク 58.69% カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガー氏 (情報源: The 10 Countries With The Highest Probability Of Default )

フォトジャーナリズム

ワールドカップの開幕です! 全42枚 Opening weekend - 2010 World Cup

あなたの投資姿勢は変わりましたか?

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月曜のコメントから ・ 投資家たちは、ギリシャやヨーロッパのことを心配している。しかしヨーロッパ情勢は、アジアや米国の経済を二番底入れさせるような深刻な問題ではない。--- マット・キング氏( Bell Investment Advisors) ・ 言い古された表現だが、格下げというのは、既に燃え尽きてしまった後で消防車が現場に到着するようなものだ。--- ケント・エンゲルケ氏(Capitol Securities Management ムーディーズのギリシャ国債格下げに関するコメント) CNNオンライン意見調査: 質問: 乱高下するマーケットが続いていますが、あなたの投資姿勢はどう変わりましたか? 回答: ・投資姿勢に変化は全く無い  57% ・株を積極的に買っている  12% ・株がポートフォリオを占める割合を低くした  12% ・持ち株を全て売った  19% 総回答数: 8820(月曜の夕方時点  http://money.cnn.com/POLLSERVER/results/51848.html ) S&P500指数に連動するスパイダー(SPY)の日足チャートを見てみよう。 強いスタートを切ったがマーケットは午後に崩れ、SPYはほぼ安値で終了となった。横ばいゾーンが形成されている、と見ている人たちは、底辺付近までの下げを期待していることだろう。 (資料: www.sentimentrader.comから) 月曜のマーケット終了時点における、投資家たちのセンチメントだ。左側の短期センチメント(SHORT-TERM)に注目してほしい。Extreme Optimism(超楽観レベル)に接近し、投資家たちは、やや安心しきった状態だから、マーケットは一時的に売られる可能性がある。 月曜のマーケットでは天然ガスが目立った。 上は天然ガスに投資している上場投信、United States Natural Gas (UNG)の日足チャートだ。目先の壁になっていた6月4日の高値を越え、爆発的な人気ではないが、投資家たちは天然ガスに注目し始めたようだ。

経済の再失速に備えて

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皆さんは非常食や緊急箱をお持ちだろうか?地震や台風などの災害に襲われた場合、救助隊の到着が遅れることが予想されるから、ボトル入り水や缶詰があるとかなり心強いと思う。これと同様に、経済の再失速に備えて私たちはどんなことをするべきだろうか?usnews.comは、こんなことを挙げている。 ・貯蓄を心掛け収入の6%から10%を貯金すること。 ・景気が悪くなれば、給料が大幅に削減される可能性がある。あなたは、そんな場合に備えた対策があるだろうか? ・緊急時に必要なのは現金だから、全ての資金を株やミューチュアルファンドに割り当てないで、十分な現金を口座に残しておくこと。 ・新しい技術や知識を身につけること。勉強を怠っているといつ首になるか分からないだけでなく、再就職の可能性も低くなる。 ・副業を考える。自分の趣味などを利用して、第2の収入源を確立したい。 ・新車の購入、住宅の購入を延期する。 ・予定どおりに退職しないで、更に数年働いて老後のための資金を増やす。 ・もっと大きな家に引っ越そう、と考えるのではなく、今より小さな家に引っ越すこと。もっと大きな車を買おう、と考えるのではなく、現在の車より小さな車を買うこと。小型思考は節約につながる。 ・いざという時は政府が助けてくれる、などといった考えは捨てること。 (情報源:  How to Plan For a Double-Dip Recession )

人に言えない節約の話

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(consumerist.comから抜粋) 質問: あなたは、人には言えないどんな方法でお金を節約していますか? 回答: ・下着を裏返しにして着用期間を延長した。(AnonyMouseさん) ・コインランドリーに行く金が無くなったので、洗濯物をバスタブに入れて、足で踏み洗いした。(Tevokkiaさん) ・シャンプーを買わないで、皿洗い用の洗剤で髪を洗っている。(Primarylupineさん) ・整髪用ジェルが無くなったということで、ピーナッツバターを代用している人を見たことがある。(dgさん) ・食費を節約するならピーナッツバターとジャムのサンドイッチだ。これなら一週間の食費は10ドルほどで済む。(metsaretheさん) ・食費を節約するために、ルームメートは金持ちだけを選んでデートしている。(ossuaryさん) ・職場のトイレットペーパーを盗んだ。(missdonaさん) ・ガールフレンドに、今日は金が無いのでデートできないと言ったら、「私の家へ来てくれるならチキンをご馳走するわ」、ということで食事にありつくことができた。(MDSasquatchさん) ・結婚式は高い。週末の値段は特に高いから木曜に結婚式をしたら1万ドル節約できた。しかし平日だったので出席できない人も多かった。(41歳の男性) ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ (情報源: http://consumerist.com/2010/06/whats-the-sickest-thing-youve-ever-done-to-save-money.html )

フォトジャーナリズム

今日も原油の流出が続くメキシコ湾です。繰り返しになりますが心の痛む光景です。 Scenes from the Gulf of Mexico 全41枚 そして下は原油流出の実況中継です。 GULF COAST OIL LEAK

金曜のコメントから

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・一週間ほど前、ハンガリーは厳しい財政状態に直面しているという真実を語り、その結果ハンガリーの通貨フォリントは大きく売られ、結果的にユーロも下落した。そして今日、日本の新首相はハンガリーと同じ手段を使って円安を狙っている。--- zerohedge.com ・5月の小売売上高は0.2%増が予想されていたが、結果はマイナス1.2%というガッカリな内容だった。しかし、全てが悪かったわけではない。例えば、家庭用電化製品はプラス0.6%、そして家具などの家財道具はプラス1%だ。--- ボブ・ピサニ氏(CNBC)  ・時おり、予想を下回るデータが発表されることもあるだろうが、世界経済は比較的ゆっくりとしたスピードで回復を続けることができると思う。ヨーロッパ情勢に好転が見られるようになれば、投資者たちのマーケットに対する信頼感は大きく回復することだろう。--- ボブ・ドール氏(Blackrock) ・金(ゴールド)に関する魅力的な話が多いが、だからと言って金が安全を約束しているわけではない。金も投資の一つなのだから、価格に大きな変動があることを忘れないでほしい。--- ジョン・パーソン氏(Nationalfutures.com) ・バーナンキ議長の話をなぜ聞く必要があるのだろうか?理由を簡単に言えば、氏の言うことは、いつも現状とは正反対だ。例えば、昨日バーナンキ氏が議会で語ったことを要約するとこうなる。「米国の経済が再後退することはない。インフレの心配は無い。」更に興味深かったことは、議員が最近の金価格について質問したとき、バーナンキ議長は「最近の金価格上昇には当惑する」、と回答したことだ。 --- ピーター・シフ氏(Euro Pacific Capital) ピーター・シフ氏 (情報源:  Peter Schiff, “I Think We Are Headed Much Much Higher in Oil Prices.” If gold's too pricey, other commodities are a steal Japan's New PM Warns Country At "Risk Of Collapse" Under Massive Debt Load )

性的すぎる?

6月9日、新装開店となったイケア(IKEA)は、こんなコマーシャルを計画していたのだが、ヒューストンのテレビ局は、このコマーシャルを流すことを拒否した。 6・9 in the office. 6・9 in the bedroom. 6・9 in the kitchen. ということで内容が性的すぎたようだ。 (情報源:  http://consumerist.com/2010/06/see-the-ikea-ad-that-was-too-naughty-for-texas-tv.html )

ユーロを買え!?

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ジム・ロジャーズ氏の見方が正しかったことを、先ず称賛したいと思う。米国経済に対して悲観的な意見を述べていた氏だが、去年の終わり頃、いちはやくドル強気論を発表した。 CNBCのインタビューで、ロジャーズ氏は最近こう語っている。 「私も、皆さんと同様に迷っている。私の基本的な姿勢は株を空売り商品を買うこと。そして現在検討していることはユーロの買い足しだ。現時点で言えることは、皆が皆ユーロに対して極めて悲観的な見方をしているということ。とにかく信じられないほど弱気論者が多く、ラリーはこんな状況でスタートするものだ。」 (businessinsider.comから抜粋) (チャート:www.dailymarkets.com) 上のチャートには、ユーロの建玉状況が示されている。 1の緑の線は小口トレーダー、そして注目したいのは、2の赤い線で示された投機筋と呼ばれるファンドなどの大口トレーダーの様子だ。最近やや上向きになっているが、見てのとおり、圧倒的に空売りポジションが多い。 下はユーロに連動するCurrencyShares Euro Trust (FXE)の日足チャートだ。 株価は下げているが、MACDのヒストグラムは既に上昇が始まり、ダイバージェンスと呼ばれる逆張りの買いシグナルが出ている。月足チャートも見てみよう。 今のところ115付近(1)がサポートになっている。 今月のローソク足が、まだ完全に形成されていないから断言することはできないが、株価に付けたA、BとMACDに付けたA、Bを比べてほしい。株価のBはAより低い位置にあるが、ヒストグラムのBはAより高い位置にありダイバージェンスが起きている。(繰り返しになるが、まだ今月のローソク足が出来上がっていない状態だから、ここから株価が崩れるようなことになれば、MACDのヒストグラムはAを下回る可能性がある。) ということで現時点では、試しに少しユーロを買ってみよう、という段階だと思う。 (情報源: Jim Rogers Jumps On The Nascent Euro-Bull Bandwagon )

リコールの話

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(写真:consumerist.com) 米消費者製品安全委員会(CPSC)は、子どもがブラインドの紐の間に首を入れると、首が絞まって死亡する可能性があるとして、イケア社にブラインドのリコールを命じた。 実際に、1歳6カ月の子どもが紐の間に首を入れて危ないめにあったようだが、世の中にはこんなブラインドがごまんとあることだろう。イケア社にリコールが命じられたということは、他社のブラインドも続々とリコールを通達されるのだろうか?? (情報源: http://consumerist.com/2010/06/ikea-recalls-336-million-blinds-over-strangulation-risk.html )

狼狽売り

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「BPは本当に大丈夫だろうか、といよいよ投資家たちが恐怖を感じ始めた。配当金が減らされるかもしれない、などといった心配ではなく、投資家たちは本気でBPの倒産を心配している。」 --- ジョン・ナジャリアン氏(optionMonster.com) 水曜、BPは16%の大幅下落となった。下が日足チャートだ。 出来高は2億3000万株を超え通常の約9.4倍だ。株サイトでは、BPのパートナーであるAnadarko Petroleum Corporation (APC)、そして三井物産が話題になった。下はAnadarko の日足。 WeeklyTAさんが、BPについてツイッターでこうつぶやいている。 「投資家たちの降伏が展開されている。今日の出来高はBP史上最高だ。」 さて、仕事に戻ろう。 (情報源: BP shares slammed in late-day trading in New York )

どんなものが空売られているのか?銘柄例

どの株を空売るべきか、と題して二人のゲストがCNBCに登場した。(ということは、ここでの空売りは間違いかもしれない。。。笑) 「私は中国、そして投資銀行と証券会社を避けている。理由は、あまりにも不安材料が多いためだ。しかし現時点では、マーケットは短期的な底に近いと思う。」 --- ウィリアム・ヌーナン氏(Contravisory Research & Management) ヌーナン氏が空売ってる銘柄: * Goldman Sachs (GS) * JPMorgan (JPM) * Morgan Stanley (MS) * Netease.com (NTES) * Shanda Interactive (SNDA) 「私は主に消費財メーカーを空売っている。2009年の終わり頃から2010年の頭にかけて、消費財メーカーは大きな成長を遂げたが、ユーロのことを考えると以前のような成長を続けるのは無理だ。」 --- ジェフ・ミドルスワート氏(Behind the Numbers) ミドルスワート氏が空売っている銘柄: * Colgate-Palmolive (CL) * Unilever (UL) * Procter & Gamble (PG) * International Flavors & Fragrances (IFF) * Entertainment Properties Trust (EPR) * Delta Airlines (DAL) * Vulcan Materials (VMC) * Darden Restaurants (DRI) (情報源: http://www.cnbc.com/id/37572163 )

ダイバージェンスの一例

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ダウ指数のように有名ではありませんが、米国の小型株の動向を見る一方法として、投資家たちはラッセル2000指数を利用しています。下が日足チャートです。 そして下は、ラッセル2000指数に連動する上場投信、iShares Russell 2000 Index (IWM)の日足チャートです。 上場投信ですから株の口座があれば簡単に売買することができ、毎日7800万株以上の出来高がありますから、売買は瞬時に完了します。それでは、この上場投信に、いくつか指標を入れてみましょう。 1、下降するチャンネルの下限付近で一転反発し、買い圧力を示す目立つ下ヒゲが形成された。 2、ストキャスティクスは売られ過ぎを示している。 3、二本の矢印の方向で分かるように、株価は下げたが逆にMACDのヒストグラムは上昇し、ダイバージェンスという現象が起きている。 ということで、そろそろ一時的なラリーに期待です。

火曜のコメントから

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・ ユーロ圏の投資家なら話は別だが、米国に住むドルを使って投資をしている人たちに、この時点で金投資を勧めることはできない。理由はドル高、そして高インフレの可能性が低下しているためだ。--- リチャード・バーンスタイン氏(Richard Bernstein Capital Management) ・ 昨夜ヘッジファンドのトレーダーたちのミィーティングがあった。簡単に言えば、ミィーティングの雰囲気は「憂鬱」だった。もちろん、先月5月の惨憺たる相場で、ヘッジファンドは大きな買いポジションを抱えていたわけだから、憂鬱になってしまうのは当たり前かもしれない。--- ボブ・ピサニ氏(CNBC) ・ 先月、ほとんどのミューチュアルファンドは大きな損を出した。例えば、エネルギーファンドは平均でマイナス14%、そして大型割安銘柄を専門にするファンドはマイナス8.4%だ。下げ相場からポートフォリオを守るために、株専門ファンドを売ってしまう投資家がいる。しかし長期投資を前提にした場合、データが示していることは、下げ相場の中で大して下げていない株専門ファンドをポートフォリオに加えることは効果的な投資方法だ。--- TheStreet.com  ・ 人々は懸命に投資ポートフォリオを守ろうとしている。しかし問題なのは、防御ばかりに気を配り、既に割高になったものに手を出している。正に弱気論者が多い。株を買う最高のタイミングは、皆が皆弱気になったときだ。---バイロン・ウィーン氏(Blackstone Group) ・ 材木の価格下落が続いている。日曜大工が趣味、という人には嬉しいニュースかもしれないが、これは世界経済と米国住宅市場の回復に危険信号が灯ったと解釈することもできる。--- money.cnn.com ・ 私の推測は米国経済回復の継続だ。しかし、強力な回復を見込んではいない。 --- ベン・バーナンキFRB議長 ・ 今日のマーケット環境で株を深追いしてはいけない。ここから株は上昇すると安易な判断をして、中途半端な値段で株を買ってしまえば、間違いなく怪我をすることになるだろう。--- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー) ジム・クレーマー氏

これは侮辱的?

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先ず下の写真を見てほしい。 Eat Less(食べる量を減らせ)とTシャツに筆記体で書かれているが、皆さんはこれを見て、悪趣味なTシャツだと思うだろうか?この写真は、Urban Outfittersというティーン向けの衣料店サイトに載せられたものだ。しかし、あまりにも人をバカにしている、侮辱的だという抗議が殺到しサイトから削除された。 削除されてしまったから、もう見ることはできないが、このTシャツにはこういう説明も付いていたようだ。「Eat less or more or however much you'd like in this seriously soft knit tee cut long and topped with a v-neck」要約すれば、「量に関係なく好きなだけ食べて」ということになる。これでも侮辱的だろうか?(huffingtonpostは、Eat Lessだけでなく、この説明書きを全てTシャツに記すべきだった、と書いている。) 私個人的には、Urban Outfittersは無神経だったと思う。ご存知のように、アメリカは肥満が社会問題になっているから、Eat Lessというメッセージを見て怒りを感じる人は多い筈だ。 掲示板の書き込みも見てみよう。 ・何が問題なのか分からない。私たちは食べ過ぎる傾向がある。私はこのTシャツが気に入った。(padrushkaさん) ・私は太っている。毎日の運動、食事の量を減らして体重を減らさなければいけないことは分かっている。このTシャツを見て、よし体重を減らそう、と言う太った人たちはいない。反対に侮辱されたと思うことだろう。(nuclearfinzさん) ・肥満はアメリカの社会問題だ。Urban Outfittersは太ったモデルを使って、このTシャツを宣伝するべきだった。(228 hansさん) ・問題なのは使われているモデルが、あまりにも痩せすぎていることだと思う。これでは批判する人が多いのは当たり前だ。(RonRutherford さん) ・アメリカには、このTシャツが必要だ。(Isac Cさん) ・これは政府から失業者へのメッセージだ。(nothingchangesさん) (情報源: http://consumerist.com/2010/06/urban-out

再注目される天然ガス

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TheStreet.comのオンライン意見調査 質問: あなたは今週の相場に、どんな姿勢で臨みますか? 回答: ・強気 32.62% (107票) ・弱気 53.65% (176票) ・中立 13.71% (45票) (日曜の午前時点) 「今週のマーケットには特に気をつけてほしい。今週の経済カレンダーには、あまり重要なものが無いだけに、投資家たちはヨーロッパからのニュースにいっそう敏感に反応しそうだ。」 --- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー) boston.comに掲載された 写真 で分かるように、メキシコ湾の原油流出事故は極めて悲惨な状況を作り上げ、BPだけに限らずオイル業界全体が悪の象徴になってしまったようだ。言うまでもなく、石油に代わるエネルギーが再注目され、先週ブレイクアウトしたのが天然ガスだ。 (チャート:ino.com) 天然ガスの75%は下記の企業によって生産されている。 Comstock Resources Inc. (CRK) McMoRan Exploration Co. (MMR) Penn Virginia Corp. (PVA) Rosetta Resources, Inc. (ROSE) Delta Petroleum Corp. (DPTR) PetroQuest Energy Inc. (PQ) Goodrich Petroleum Corp. (GDP) Carrizo Oil & Gas Inc. (CRZO) Quicksilver Resources Inc. (KWK) Forest Oil Corp. (FST) Cabot Oil & Gas Corporation (COG) EXCO Resources Inc. (XCO) Petrohawk Energy Corporation (HK) Newfield Exploration Co. (NFX) Ultra Petroleum Corp. (UPL) Range Resources Corporation (RRC) Questar Corp. (STR) 下記は天然ガスに投資している上場投信: First Trust ISE-Revere Natural Gas Idx