悪性インフレとドル安に備えて

ゴードン・ゲッコーは健在、と題して、アジア株専門のトニー・サガミ氏がこんなことを書いている。

ラッセル・クロウの新作を見に行った。なかなか良い映画だったが、興味深かったのは上映前の予告編、マイケル・ダグラス主演の「ウォール街2」だ。映画をご覧になった方ならお分かりと思うが、ゴードン・ゲッコーは80年代のウォール街を顕著に表す欲と腐敗のシンボルだ。

ゲッコーは監獄へ行ったが、金融危機を作り上げたリーマン・ブラザーズ、AIG、そしてファニー・メイの幹部たちは、今日もカクテルを飲みながら蓄えた巨額な資産を楽しんでいる。更に、才能に恵まれた上院議員たちは金融改革法案を可決し、これは間違いなく国民に重荷となる。

1500ページにも及ぶ金融改革法案を簡単に説明するとこうなる。「無能な銀行、保険会社、投資銀行などが経営危機に陥るなら、連邦政府は救済資金を保証する。」

ということで、米国は今後も紙幣を刷り続け、ドルは下落し悪性インフレがアメリカを襲うというのがサガミ氏の結論だ。では、何に投資したら良いだろうか?サガミ氏が挙げる例を見てみよう。

・Rydex Juno (RYJUX)、ProFunds Rising Rates (RRPIX): これら二つのファンドは、金利が上昇すると上がる仕組みになっている。

・Merk Hard Currency fund (MERKX): マネーマーケット・ファンドに似ている。このファンドは、米国以外の最高格付けの短期(90日以下)国債に投資する。(スイスのような確りした国の国債が中心になり、新興市場諸国の国債には投資していない。)




トニー・サガミ氏




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