豹変したアドバイザー

(マーク・ハルバート氏のコラムから抜粋)

こんなマーケットでは、株を買うことを考える人たちは、おそらくいないことだろう。まるで血の海といった様相だから、大衆と反対の行動をとる逆張りが、いかに難しいかが分かる。

約2週間前、ナスダック市場専門のアドバイザーたちは、平均でポートフォリオの80%をナスダック銘柄に割り当てることを推奨していた。これは、2000年以来最高の数値だったから、逆張り専門の人たちには売り警報となった。そして今日、アドバイザーの平均はマイナス45%だ。これは、勧められている銘柄の45%が、ナスダック銘柄の空売り推奨という意味になる。

たった13日間で、アドバイザーの態度は、80%からマイナス45%に急変した。しかし、一般的に言えることは、このようなドラマチックな変化は、マーケットが天井を形成しているときには起きない。例を挙げよう。

2000年3月、ナスダック市場はインターネット株が超人気となり、正にバブル状態だった。そしてナスダック市場が10%下げたとき、アドバイザーたちの数字は下がるのではなく、反対に上昇した。これが意味することは、アドバイザーたちは、この下げは良い押し目買いのチャンスと判断したわけだ。

今日起きていることは、マーケットの急落でアドバイザーの数字も同様に下げ、2000年とは逆の現象が起きている。もちろん、これだけの理由で、マーケットはこれ以上下げることはない、と言うことはできない。しかしデータが語っていることは、アドバイザーたちが、マーケットの方向を正確に予想できたことはほとんど無い。




マークハルバート氏





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