全て売れ!?

(businessinsider.comから抜粋)

ダウ・セオリー・レターズの執筆で有名なリチャード・ラッセル氏が、肌寒くなるようなことを書いている。


激しい雨が来るから、万が一に備えて準備するように、あなたの友人たちに伝えてほしい。借金を返し、売れるものや必要の無いものは全て売って現金化してほしい。なぜなら、年末には、私たちが知っているようなアメリカは存在しないからだ。「何を根拠にそんな事を言うのか?」、と友人が聞いたら、株式市場がそう語っていると答えてほしい。


強烈な結論だが、ラッセル氏はこう説明している。


4月26日、ダウの高値は11205.03だった。これを書いている今、ダウ指数は、その4月の高値から648ポイント低い位置にある。企業の業績は予想を上回っているのなら、なぜ600ポイントを超える下げになっているのだろうか?4月26日、ニューヨーク証券取引所には674の新高値銘柄があった。しかし今日(5月14日)その数は、たった20だ。

私が目撃しているのは、景気回復のニュースが増えている状況にもかかわらず、4月に入ってから崩れ始めている株式市場だ。ダウ指数は、米国を代表する30の大企業で構成されている。バロンズ誌(経済誌)はアメリカの将来に対して強気論を発表しているのに、なぜダウ指数は高値を更新できないのだろうか?

明らかに何かがおかしい。バロンズは好きな経済誌だが、私が信頼しているのはマーケットだ。もし私の読みが正しいのなら、私たちは、あっと驚くような状況に直面することになる。単に米国経済は再失速するだけでなく、多くの問題が待ち受けていることだろう。

以前、何度も皆さんに金を買うことを説得したように、今回は皆さんに持ち株を全て売ることを懇願する。もし2つの指数(ダウ指数、ダウ輸送株指数)が5月7日の安値を割るようなら、株式市場は大暴落となることだろう。あなたの持ち株に、現在利益が出ているかどうかなど問題にしないで、とにかく全株売ってほしい。




リチャード・ラッセル氏(写真:dowtheoryletters.com  ラッセル氏が「ダウ・セオリー・レターズ」を執筆し始めたのは1958年)




追伸: 株を売った資金の一部で、金塊を買うこともラッセル氏は勧めている。


コメント