なぜ雇用統計を無視するのか

金曜のマーケット開始1時間前に、2月の米雇用統計が発表される。下が予想されている数値だ。

・ 失業率: 9.8%

・ 非農業部門就業者数: 6万3000人減

・ 時給: +0.2%

・ 平均労働時間(週): 33.7時間

(資料:briefing.com)


ジョー・ファミィ氏( Zenith Asset Management)は、雇用統計について、こんなことを語っている。

私は、毎月第1週目の金曜に発表される、雇用統計を無視することにしている。理由を説明しよう。

・CNBCは、雇用統計を経済指標の中で最も重要な指標であると大々的に宣伝し、視聴率を必死に上げようとしていることが明確だ。経験の浅い投資家は、雇用統計を必要以上に恐れてしまうことだろう。

・私に必要なのは値動きと出来高だ。それ以外の物は単なる雑音。

・雇用統計の後には、こんなことがよく起きる。ダウ指数が100ポイント下げ、インターネットには、「予想より悪い雇用統計でマーケット急落」のニュースが流れる。しかし、マーケットは反転し、結局プラスで終了する。大引け後、「強い雇用統計でマーケット上昇」のニュースが流れる。全く訳が分からない。

・統計はあくまでも過去のことであり、株式市場のように先を見ようとしない。

・必ずと言ってよいほど、発表された経済指標の修正値が翌月発表される。こんな指標が当てになるだろうか?

・既にマーケット関係者は、悪天候が続いたから、明日発表される雇用統計は予想より悪くなる可能性があると言い訳をしている。

・もし失業率が下がりマーケットが上昇となれば、経済が着実に回復している、と解説される。もし失業率が下がりマーケットが下がった場合は、インフレ懸念で株が売られた、と説明されることだろう。








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