空売り規制に踏み切ったSEC

3対2という投票結果で、米証券取引委員会(SEC)は、空売りの規制を決定した。

・規制対象になるのは、前日の終値から10%以上の下げとなった株。例えば、昨日100ドルで終了した株が、今日10ドル以上の下落になると、その株の空売りが規制される。

・10%以上の下げとなった株は、その日の取引だけでなく、翌日のマーケットでも規制対象になる。

・主要取引所に上場された銘柄だけでなく、この空売り規制ルールは店頭銘柄にも適用される。

・この新ルールは、連邦広報に発表されてから60日後に有効となる。

それでは、空売り規制の意味を説明しよう。

「一日の取引日内で、10%以上の下げとなった株は、現時点において最も高い株価を表示している証券取引所/マーケットメーカーの価格を超える株価でなければ空売ることができない。」

要するに、マーケットの値段以上でないと空売れないわけだから、空売りは難しくなる。

今日の取引を見てみると、化粧品で有名なレブロン(REV)が11.72%下げている。もし既に新ルールが実施されていれば、当然空売りの規制が適用される。



現在最も高い値段(14ドル55セント)を表示しているのはARC、NYS、BAT、そしてISEの計4つだ。もし、あなたがレブロンを空売りたいなら、少なくとも14ドル56セントで空売り注文を出す必要がある。

SEC委員長メアリー・シャピロ氏は、こう述べている。「過度の株価の下落、そして規制の無い空売りの恐怖はマーケットの安定性を失わせ、投資家たちの市場に対する信頼感を傷つけるものである。」

The Curmudgeonという匿名で、こいういう書き込みがあった。「株価の下落を利用して利益を上げることを規制するなら、株価の上昇を利用して利益を上げる行為も規制するべきではないだろうか?」





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