醒めたラリー



(資料:pragcap.com)

上のグラフには、株専門のミューチュアル・ファンドから、資金の流出額が流入額を5カ月連続で上回ったことが示されている。好調なマーケットにもかかわらず、相変わらず個人投資家は株に対して懐疑的なわけだが、マーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)は、こう書いている。

9カ月間にわたる強力なラリーが続いているが、個人投資家たちは、株式市場に対して冷ややかな態度だ。トリムタブズ・インベストメント・リサーチによれば、米株専門のミューチュアル・ファンドから、5カ月連続で流出資金が流入資金を上回っている。

今日と似た状況が1970年代にも起きた。1973年から1974年の厳しいベアマーケットは、個人投資家たちが、長年ミューチュアル・ファンドを避ける結果となった。現に、インベストメント・カンパニー・インスティチュートのデータによれば、ミューチュアル・ファンドからの資金流出は8年間も続き、最終的に流入額が流出額を上回ってのは1982年になってからだった。

ここで思い出すのは、「ウォール街史上、最も嫌われているラリー」、と題されたバリー・リットホルツ氏(Fusion IQ)のコラムだ。極めて簡単に要約すると、こうなる。「株が嫌われ、避けられている状態では、、マーケットに天井は訪れない。マーケットがピークに達するためには、人々は株に熱狂的になり、買い手がマーケットに殺到することが必要だ。」







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