起きてほしくないab = cd

「今週1180億ドルに及ぶ国債が発行されたが、マーケットは問題なく、それらを吸収した。もちろん、2010年も、更に大量な国債発行が予定されているわけだが、インフレ懸念を考えると、国債は厳しいマーケット環境に直面しそうだ。」 パティ・ドム氏(CNBC、12月30日のブログから抜粋。)

「歴史的に見た場合、国債に投資しているミューチュアルファンドの現在の利回りは、かなり低い水準だ。しかし、安全性が重要視された2009年、4000億ドルという記録的な金額が、国債型のファンドに流入した。問題は、利回りが上昇した場合だ。国債価格と利回りは逆関係だから、利回りが上がると国債価格は下がる。2010年、利回りの上昇が予想されているだけに、既に国債型ファンドに投資した人たちは、はたして国債価格の下落に耐えることができるかどうかが心配だ。」 チャック・ジャフィ氏(MarketWatch)


それでは、長期米国債に投資している上場投信、iShares Barclays 20+ Year Treas Bond (TLT)の週足チャートを見てみよう。


サポートゾーンのテスト中だ。見てのとおり、ストキャスティクスは売られ過ぎゾーンに入っているから、そろそろ反発が起きても不思議ではない。

もちろん、一時的な反発があっても、最終的にブレイクダウンしてしまうことも考えられる。その場合は、どの辺まで下げるだろうか?




ab = cdという、よく使われる方法で計算してみた。

もしbの安値をブレイクダウンすると、TLTは64.72まで下げる可能性がある。12月末の終値は89.89だったから、まだまだ距離がある。

国債利回りは、住宅ローンの利子に大きな影響を与えるだけに、ここから更なる国債価格の大幅下落は住宅市場に痛い。






コメント

tamotsu さんの投稿…
@Kamada3 大変参考になりました。ありがとうございます。

最近のパターンでは、今後、

金利上昇懸念→株価調整→国債買われる→金利の引き上げはまだ先→ドル安傾向→良い経済指標→株価反発(上昇)→金利上昇懸念

のように感じてます。

そんなに単純じゃないでしょうか。
鎌田 傳 さんの投稿…
tamotsuさん

面白い見方有難うございます。参考にします。