彼らは、何も分かっていないのだ

「2010年、株に投資をしない7つの理由」、というコラムを見つけた。弱気論者が書いたものだろうか?さっそく読んでみた。

・投資とギャンブルの違いが分からない人は、株に投資をしないこと。少なくとも5年間という期間を投資に割り当てることができないのなら、あなたは株式市場を避けるべきだ。

・絶妙なタイミングで株を売買できる、と信じている人は株に投資するべきではない。事実は、たとえ株のプロでも、いつも絶好なタイミングで売買することなどできない。

・大きく成長する株を選ぶことは可能だ、と思っているなら株に投資しないこと。株の情報は、瞬時に投資家たちに流れる。明日のニュースが株価を動かすわけだが、あなたには、この明日のニュースが分かっているだろうか?更に、多くの投資家は、エンロンやリーマンブラザーズを有望な銘柄と判断したが、両社とも破綻となった。

・毎年勝てるミューチュアルファンドを選ぶことができる、と思っているなら、株に投資をしないこと。1年間を振り返ってみると、マーケット以上の成績をあげることができるファンドは、たったの三分の一しかない。10年間連続で、マーケット以上の成績をあげているファンドは5%だけだ。

・アドバイザーの意見に従って投資しよう、と考えているなら、株に投資してはいけない。データによれば、アドバイザーを使ったからといって、優れた結果を得られるという証拠はない。

・アドバイザーの間違いで損をした場合、法の力を借りることで、資金を取り戻せる、とカン違いしている人は株に投資をしないこと。

・株で大きく当てよう、と計画している人は、株に投資をしてはいけない。


コラムを書いたのいは、「The Smartest Investment Book You'll Ever Read: The Simple, Stress-Free Way to Reach Your Investment Goals」、という長いタイトルの本を書いたダニエル・ソリン氏だ。

2008年の夏、ソリン氏は、こんなことを語っている。

「原油が急騰すると、アナリストたちは、一斉にエネルギー株の買いを推薦する。そして、最近の原油価格下落で、エネルギー株は終わった、と態度を一変させる。こんな人たちの言うことを聞く必要はない。彼らは、何も分かっていないのだ。」

今年も、そろそろ終わりだ。アナリストたちは、2010年の有望銘柄の発表に忙しい。もちろん、ソリン氏の意見に賛成するなら、アナリストの意見を注意深く聞く必要はない。







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