住宅ローンの支払いをやめなさい!

米住宅市場の長い低迷で、ほぼ25%の自宅保有者の住宅ローンとして借りた金額は、現在の自宅価値を上回っている。しかし、この数値は、住宅価格が大幅下落したフロリダ、アリゾナ、カリフォルニア、ミシガン、そしてネバダでは何と40%だ。

これらの人々に、ブレント・ホワイト氏(アリゾナ大学教授)は、こういうアドバイスをした。「住宅ローンの支払いをやめなさい。」無責任だ、と思われるかもしれないが、ホワイト氏の話を簡単にまとめてみよう。

住宅ブーム時代、銀行や金融業者は、借り手の収入や支払い能力をろくに調べもせずに、膨大な額の住宅ローンを許可した。頭金ゼロというローンも多かった。とにかく好調な住宅市場だったから、ローンの申し込みは殺到し、金融機関は巨額な手数料を得た。

そして事情が一変した今日、多くの人々は支払いに困っているが、銀行はローンの条件を変更して、これらの人々をなかなか助けようとしない。オバマ政権も、金融機関に住宅ローンの修正を要請したが、今のところ大した効果は見られない。

今回の金融危機で、政府は、倫理、道徳などといったことは全く問題にしないで、ウォール街を救った。しかし、住宅ローンに苦しむ人たちには、相変わらず毎月の支払いを続けることが要求されている。

住宅価格が、ブーム時代のレベルに戻るまでには、かなりの時間がかかる。特に大幅下落となった地域で、ごくわずかな頭金で買った人たちは、ローンの支払いをやめ家から立ち去ることで、家計を大きく改善することができる。

ブーム時代、35万5400ドルだったフロリダの住宅は、現在19万8000ドルになっている。ローンの支払いをやめ、そして家を借りて住めば、税金、住宅保険、住宅ローンの利息などから解放されるから、11万6000ドルほどの金を倹約することができる。






コメント